宇宙エレベーターロボット競技会とは? わかりやすく解説

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宇宙エレベーターロボット競技会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/25 01:29 UTC 版)

宇宙エレベーターロボット競技会(うちゅうえエレベーターロボットきょうぎかい、: THE SPACE ELEVATOR ROBOT RACE)とは、宇宙エレベーターロボット競技会実行委員会が企画・主催している日本のロボットコンテストである。

歴史

全国の子どもたちが集って競技会を開催するという趣旨のもと、中学高校大学の教員が中心となって集まり、実行委員会が2013年5月に発足した。宇宙エレベーター構想をテーマに、参加者は各レギュレーションにおける目標を達成することを目指してレゴブロックで宇宙エレベーターロボットの模型を製作する。[1]

2013年11月に聖学院中学高等学校にて第1回を開催。[2]

第4回より全国大会に加えて関西大会が始まり、かつ小学生部門、中高生初級部門、中高生中級部門に分かれる。また、全国大会においてポスター発表が始まり、審査対象となる。[3]

第5回より東北大会も開始。[4]第6回からは関東大会(1・2)と九州大会も加わる。[5]

2020年は新型コロナウイルス感染症の流行の影響もあって、通常の競技は控えたうえで交流型のオンラインカンファレンスを企画し開催した。[6]

2021年開催された第8回の全国大会はオンラインで開催。[7]

第10回より全国大会のポスター発表がプレゼン動画に変更。[8]

歴代大会結果

レギュレーション

概要

基本的に、参加者は自らレゴブロックを使用して宇宙エレベーターを模したロボットを製作し、プログラミングによってロボットを制御する。ロボットは宇宙ステーション(株式会社ナリカが販売している、ステーションを模した円形の筒に、布製のケーブルを垂らしたもの)内で定められたミッションを遂行することを要求される。

詳細なミッション内容は回によって異なるが、概ね「ステーションへ物資を届ける」ことか、「ステーションから物資を回収する」こと、またはその両方が課される。運搬物資として定められるものは、人形やピンポン球など年度によって様々であるが、近年は材質や大小の異なる複数のボールを運搬することが多い。

宇宙エレベーターロボット競技会実行委員会

出典・脚注

  1. ^ 実行委員会”. 宇宙エレベーターロボット競技会. 2025年10月24日閲覧。
  2. ^ 第1回宇宙エレベーターロボット競技会”. 宇宙エレベーターロボット競技会. 2025年10月24日閲覧。
  3. ^ 第4回宇宙エレベーターロボット競技会”. 宇宙エレベーターロボット競技会. 2025年10月24日閲覧。
  4. ^ 第5回宇宙エレベーターロボット競技会 全国大会”. 宇宙エレベーターロボット競技会. 2025年10月24日閲覧。
  5. ^ 第6回宇宙エレベーターロボット競技会 全国大会”. 宇宙エレベーターロボット競技会. 2025年10月24日閲覧。
  6. ^ 宇宙エレベーターロボット競技会オンラインカンファレンス2020”. 宇宙エレベーターロボット競技会. 2025年10月24日閲覧。
  7. ^ 第8回宇宙エレベーターロボット競技会”. 宇宙エレベーターロボット競技会. 2025年10月24日閲覧。
  8. ^ space2022 (2023年11月24日). “第10回宇宙エレベーターロボット競技会「全国大会」結果神奈川大学みなとみらいキャンパス2023年11月23日(木祝)”. 宇宙エレベーターロボット競技会. 2025年10月24日閲覧。

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