天豊足柄姫命神社とは? わかりやすく解説

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天豊足柄姫命神社

読み方:アメトヨタラシガラヒメミコトジンジャ(ametoyotarashigarahimemikotojinja)

別名 石神社

教団 神社本庁

所在 島根県浜田市

祭神 天豊足柄姫命 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

天豊足柄姫命神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/21 14:10 UTC 版)

天豊足柄姫命神社
所在地 島根県浜田市殿町七七番地
位置 北緯34度54分2.3秒 東経132度4分43.7秒 / 北緯34.900639度 東経132.078806度 / 34.900639; 132.078806 (天豊足柄姫命神社)座標: 北緯34度54分2.3秒 東経132度4分43.7秒 / 北緯34.900639度 東経132.078806度 / 34.900639; 132.078806 (天豊足柄姫命神社)
主祭神 天豊足柄姫命
豊受姫命
社格 式内社(小)・県社
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天豊足柄姫命神社(あめのとよたらしからひめのみことじんじゃ)は、島根県浜田市にある神社である。式内社で、旧社格は県社

祭神

天豊足柄姫命(あめのとよたらしからひめのみこと)を祭神とし、豊受姫命を配祀する。境内社の亀山神社は歴代の浜田藩主を祀る。 祭神の事績は明らかでないが、衣食の道を教えた女神として崇敬している。 旧島根県史は天豊足柄姫命について「石神は畢竟一代の御霊代に過ぎずして祭神は天豊足柄姫命なり」と論じている。

歴史

創建の由緒は不詳である。式内社で栄えたことが窺えるが、中世以降戦乱が続き廃れ数百年が経った。明治時代に入り、廃藩置県となり新たに社殿をお祭りし、明治六年県社になり、明治八年七月郷社になった。

文明十八年(1486)社殿を改築する。 元和六年(1620)、古田重治が伊勢国松坂より浜田に入部、浜田城を構築、城郭内に鎮座し奉る。 明治七年(1874)に本殿・拝殿共に建築。

石神は石見の天豊足柄姫命を御祀りしてある神でありその伝によると神が石と化した事は根拠がなくて信ずる事が出来ない推測する処では神は石見国をお開きになって民に功徳を与えられたので民はその徳をお慕い尊んで御殿を造ってお祭りしたものであったその位式内にのっているのを観ると当時の御殿がいかに大きくしかもお祭りが厳粛で栄えたことを知る中古以来禍乱が相続いてお祭りも出来ず廃れたことが数百年明治の世になって藩を廃し県が置かれ信寛この地方を治める事になって朝廷に敬神の念あるを申し上げ石神の由縁のある処となってその後復興に萌え茲に新しく御殿を造ってお祭りをし県社とすることを議り県民をして末永く尊崇するようにしむけた この事をしるす為に石に刻みつけた 明治七年一月

— 浜田県県令正六位 佐藤信寛撰、碑文の解説

参考文献

  • 式内社研究会編『式内社調査報告 第二十一巻 山陰道4』 皇学館大学出版部、1983年。
  • 『神祇全書 第5輯』 思文閣、1971年。※藤井宗雄『石見国式内神社在所考』所収
  • 島根県学務部島根県史編纂掛編『島根懸史』 島根県、1922年。
  • 石見地方未刊行資料刊行会編『角鄣経石見八重葎』 石見地方未刊行資料刊行会、1999年。

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