ジェームズ・グリフィン (第2代グリフィン男爵)とは? わかりやすく解説

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ジェームズ・グリフィン (第2代グリフィン男爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/17 14:15 UTC 版)

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第2代グリフィン男爵ジェームズ・グリフィン英語: James Griffin, 2nd Baron Griffin1667年12月15日洗礼 – 1715年10月31日埋葬)は、イギリスの貴族、政治家。

生涯

初代グリフィン男爵エドワード・グリフィンとエセックス・ハワード(Essex Howard、1691年2月以降没、第3代サフォーク伯爵ジェームズ・ハワードの娘)の息子として生まれ、1667年12月15日にロンドンで洗礼を受けた[1]

1684年1月29日、ウェストミンスターの聖マーガレット教会でアン・レインズフォード(Anne Raynsford、1668年頃 – 1707年5月29日埋葬、リチャード・レインズフォードの娘)と結婚[1]、3男2女をもうけた[2]

  • エリザベス(1691年11月30日洗礼 – 1762年8月13日) - ヘンリー・ネヴィル(Henry Neville、1740年没、リチャード・ネヴィルの息子)と結婚。1741年6月9日、初代ポーツマス伯爵ジョン・ウォロップ英語版と再婚
  • エドワード(1693年 – 1742年) - 第3代グリフィン男爵、子供あり
  • ジェームズ - 生涯未婚
  • リチャード - 早世
  • アン - ウィリアム・ウィットウェル(William Whitewell)と結婚。第4代ハワード・デ・ウォルデン男爵ジョン・グリフィン英語版の母

1685年イングランド総選挙でコート派の候補としてブラックリー選挙区英語版から出馬、当選を果たした[3]。同年に陸軍に入隊して大尉になり、1686年に少佐に、1688年12月に中佐に昇進した[3]。1692年に父とともに逮捕されたが、後に保釈され、フランスのサン=ジェルマン=アン=レーに向かった[3]。プロテスタントである父と違いカトリック信者だったものの、1704年までに帰国した[3]

1710年に父がロンドン塔に投獄されたまま死去すると、その遺産の継承を許可されたが、グリフィン男爵の称号を使用することはなかった[3]

1715年に死去、10月31日にディングリーで埋葬された[1]。長男エドワードが爵位を継承した[1]

出典

  1. ^ a b c d Cokayne, George Edward, ed. (1892). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (G to K) (in English). 4 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 118.
  2. ^ "Griffin, Baron (E, 1688 - 1742)". Cracroft's Peerage (in English). 27 October 2009. Retrieved 17 August 2019.
  3. ^ a b c d e Edwards, E. R.; Ferris, John. P. (1983). "GRIFFIN, James (1667-1715), of Dingley, Northants.". In Henning, B. D. The House of Commons 1660-1690 (in English). The History of Parliament Trust. Retrieved 17 August 2019.
イングランド議会 (en
先代:
サー・リチャード・ウェンマン準男爵英語版
ウィリアム・ライル英語版
庶民院議員(ブラックリー選挙区英語版選出)
1685年 – 1689年
同職:ウェンマン子爵英語版
次代:
ウェンマン子爵英語版
ジョン・パークハースト
イングランドの爵位
先代:
エドワード・グリフィン
グリフィン男爵
1710年 – 1715年
次代:
エドワード・グリフィン



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