ユルキ・カタイネン
カタイネン
ユルキ・カタイネン
(カタイネン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/26 17:13 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動
ユルキ・カタイネン
Jyrki Tapani Katainen
|
|
---|---|
![]()
ユルキ・カタイネン(2012年)
|
|
生年月日 | 1971年10月14日(48歳) |
出生地 | ![]() |
出身校 | タンペレ大学 |
前職 | 市議会議員 |
所属政党 | 国民連合党 |
配偶者 | メルヴィ・カタイネン |
サイン | ![]() |
![]() |
|
在任期間 | 2011年6月22日 - 2014年6月24日 |
大統領 | タルヤ・ハロネン、サウリ・ニーニスト |
ユルキ・タパニ・カタイネン(フィンランド語: Jyrki Tapani Katainen、1971年10月14日 - )は、フィンランドの政治家。2014年から欧州委員会の副委員長兼雇用・成長・投資・競争力担当委員。2011年から2014年には第63代首相を務めた。
経歴
フィンランドのシーリンヤルビで生まれ育ち、1993年にシーリンヤルビの市議会議員になるまでの間は非常勤講師として過ごした。1999年に北サヴォ県からエドゥスクンタ(フィンランド国会)に当選し、2001年から党首になる2004年までその副議長を務めた。
2003年3月、欧州人民党 (EPP) の副党首に選出され、3年間務めた。
2007年の議会選挙では、カタイネンの国民連合党は躍進し、フィンランド社会民主党を抑え第2党となった。この結果、フィンランド中央党、国民連合党、緑の同盟、スウェーデン人民党の連立内閣となり、カタイネンは財務大臣および副首相となった。
2008年11月、『フィナンシャル・タイムズ』紙はカタイネンをヨーロッパで最高の財務大臣と評価している[1]。2011年4月の議会選挙では、中道右派である国民連合党が独立フィンランドとしては初めて第一党となった[2][3]。長い政府形成交渉の末、6政党(国民連合党、フィンランド社会民主党、左翼同盟、緑の同盟、スウェーデン人民党、キリスト教民主党)の連立内閣となり、カタイネンは2011年6月22日にタルヤ・ハロネン大統領により正式に首相に任命された[4]。
2014年6月24日、欧州委員会の経済・通貨問題・ユーロ担当委員に就くため、首相を辞任した。欧州委員には7月16日に就任、このときに副委員長にも選出された[5]。同年11月に欧州委員会委員長がジョゼ・マヌエル・ドゥラン・バローゾからジャン=クロード・ユンケルに交代してユンケル委員会が発足すると、副委員長兼雇用・成長・投資・競争力担当委員に任命された。
出典
- ^ "FT Names Katainen Best Finance Minister in Europe" YLE 18.11.2008
- ^ Zetterberg, Seppo et al., ed (2003) (Finnish). Suomen historian pikkujättiläinen [A Small Giant of the Finnish History]. Helsinki: Werner Söderström Publishing Ltd.
- ^ “Katainen villitsi kokoomusväen” (Finnish). Helsingin Sanomat (Sanoma News). (2011年4月17日)
- ^ “Uusi hallitus nimitettiin” (Finnish). Helsingin Sanomat (Sanoma News). (2011年6月22日)
- ^ http://yle.fi/uutiset/katainen_selected_as_eu_economic_affairs_commissioner/7358981
外部リンク
公職 | ||
---|---|---|
先代: マリ・キビニエミ |
![]() 第63代:2011年 - 2014年 |
次代: アレクサンデル・ストゥブ |
先代: エーロ・ヘイナルオマ |
![]() 第28代: 2007年 - 2011年 |
次代: ユッタ・ウルピライネン |
![]() 2007年 - 2011年 |
||
党職 | ||
先代: ヴィレ・イタラ |
国民連合党党首 2004年 - 2014年 |
次代: アレクサンデル・ストゥブ |
先代: オッリ・レーン |
欧州委員会 フィンランド選出委員 2014年 - |
現職 |
先代: シーム・カラス 代行 |
欧州委員会 経済・通貨問題・ユーロ担当委員 2014年 |
次代: ピエール・モスコヴィシ (経済・金融・税制・関税担当) ヴァルディス・ドンブロウスキス (ユーロ・社会的対話担当) |
先代: フェルディナンド・ネッリ・フェローチ (産業・起業担当) |
欧州委員会 雇用・成長・投資・競争力担当委員 2014年 - |
現職 |
- カタイネンのページへのリンク