ビシャモン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/05 09:19 UTC 版)
技の解説
初代ではガードキャンセル技が一切存在しない。
特殊技
- 切り返し
- レバー前方向+パンチで、刀を横に振り回す。更にその途中でもう一度パンチボタンを押すと、刃を返してもう一度切る。弱中強、全てに対応している。
投げ技
- 袈裟投げ
- 背負い投げをする。技後は余裕を持って追い打ちが入る。
- 御霊抜き
- 空中投げ。背負い投げの要領で、斜め下方に相手を飛ばし、地面へ叩きつける。
必殺技
- 居合い斬り
- 通常より長い射程で、横薙ぎに斬る。当たると最大3ヒットし弱中強で、若干射程が変化する。「上段」と「下段」が存在する。
- ES版は、初代では通常の動作のまま攻撃力が上がる。『ハンター』以降は、通常のものを3回連続で行い、最大9ヒットし、ダメージが非常に大きい。なお、通常&ESともに、この技で、相手の(ES版を含めた)飛び道具を「かき消しつつ攻撃」ができる(例・デミトリの「ESカオスフレア」など。ただし、フォボスの「プラズマビーム」のような貫通型の飛び道具はかき消すことはできない)。出す際に、一瞬鬼を象ったオーラが発せられる。全段ヒットさせた相手を一刀両断し、その際相手は移動起き上がりができなくなる。
- 撥ね刃/絡め魂
- 「撥ね刃」は『ハンター』までの技。刀を投げて、相手に突き刺し、相手を行動不能状態にする(相手はレバガチャで短縮できる)。『セイヴァー』では「撥ね刃」が削除され、「骸封じ(後述)」と統合する形で、同様の性質の技「絡め魂」が代わりに追加された。ビシャモンの周りを飛ぶ霊魂を相手に向けて飛ばすもの。双方とも、ここから2種類の追撃技に派生できる。技の使用中は、ビシャモン本体は動くことができず、本体が攻撃を受けると刀が瞬時に消えて手元に戻る(例外的に、空中絡め魂のヒット時のみ自由に行動可能で、追加技も出すことが可能)。空中の相手に当たるとわずかなダメージを与えて吹き飛ぶだけで、相手は行動不能にはならない。また、通常、ESともに飛び道具に触れると、相殺されて攻撃判定を失う。「絡め魂」は空中でも出すことが可能で、ESで出すと巨大化した霊魂が高速で飛んでいく(弱パンチ+中パンチで斜め下へ、中パンチ+強パンチで出すと真横へ飛んでいく)。
- この技は、朧ビシャモンは使用できない。
- 「撥ね刃」のES版は初代には存在せず、『ハンター』では、相手に刀を突き刺した後、悪霊が相手に憑り付いて自決させる。自決の演出はキャラクターごとに違い、それぞれの個性が色濃く出ている。ES版は、本体が攻撃を受けても刀が消えることは無い。『セイヴァー』以降の「絡め魂」のES版は、大きな魂が高速で飛んでいく。なお、行動不能時間は強を当てた時と同じ。
- 返し刃/魂寄せ
- 「撥ね刃」及び「絡め魂」からの追撃技。相手を自分のほうに引き寄せる。自動的に、相手との間合いをつめることが可能な技。この時、一発だけ攻撃を当てることが可能で、その攻撃を当てると相手は必ずダウンする。「返し刃」が『ハンター』までの名前であり、「魂寄せ」は『セイヴァー』以降の名前。ES版は存在しない。
- 辻疾風
- 「撥ね刃」および「絡め魂」からの追撃技。往復しながら相手を斬り裂く。食らった相手の体は真っ二つに切断され、移動起き上がりができなくなるが、ビシャモンも追い打ちをだすことができなくなる(EX必殺技の「とが首さらし」は例外)。威力は非常に高く、追い打ちに「とが首さらし」も決めれば、体力ゲージの4分の1は奪うことができる。
- ES版は、初代では通常版と変化がなく(ゲージのみ消費する)、『ハンター』では存在しない。『セイヴァー』の「絡め魂」から新規で追加され、相手に刀を突き刺した後、ES撥ね刃と同様に悪霊が相手に憑り付いて自決させる。
- 鬼炎斬
- リバーサル(起き上がりなどから動かせるようになった瞬間に技を出すこと)専用の技。斜め上に飛ぶような形で相手を斬り裂く。出際に無敵時間がある。『ハンター』以降はガードキャンセル対応技になり、ジャンプの着地の瞬間などにも出せるようになった。「返し刃」及び「魂寄せ」時にも出すことができる。
- ES版は、ヒット数が4に増える。フルヒットすると「辻疾風」の威力を上回るため、ゲージがある時の追撃は主にこちら。
- 骸封じ
- 『ハンター』までの技。空中から、斜め下に向けて霊魂を飛ばす。当たった相手は、怨霊に取り付かれ一定時間身動きが取れなくなる。弱中強によって、飛んでいく角度が変わり、強のほうが緩やかで遠くまで飛ぶ。『セイヴァー』では「撥ね刃」と統合され、「絡め魂」に変更となっている(前述の項目も参照)。『ハンター』でのCPUビシャモンは、この技を当てた後、「撥ね刃」→「辻疾風」という一連の攻撃を必ず決めてくる。初代では、(通常はガードキャンセル対応となっているはずの)空中必殺技にもかかわらず、例外的にガードキャンセルには対応していない。
- ES版は初代には存在しない。『ハンター』では飛ばす火の玉が2個に増え、それぞれ違う角度に飛ばす。
- 切り捨て御免
- コマンド投げ。相手を掴んだ後、「鬼炎斬」と同じモーションで切り上げる。投げ間合いが若干狭いが、威力が高い。
- ES版は、斬り上げる際のヒット数が増える。『ハンター』までは、切断時の音は増えるがヒット数は表示されない。
- 屍縫い
- 『ハンター』以降から追加された、『ヴァンパイア』のシステムのダウン追撃攻撃。相手に向かって飛んでいき、刀を突き刺す。動作が高速で、決める機会は多い。
- ES版は、ヒット数が『ハンター』では4ヒット、『セイヴァー』以降は6ヒットに増える。
EX必殺技(超必殺技)
- かっさばき
- 初代のみのスペシャル必殺技。「居合い斬り」を連続で放つ。「上段」と「下段」が存在する。『ハンター』以降は「ES居合い斬り」の動作に統合されている。
- 鬼首捻り
- 腹部の鬼の腹から巨大な手を出し、当たった相手を握り潰す。投げ判定の掴み技であるため、ガード不可。攻撃中はレバガチャで攻撃回数を増やすことが可能で、技後は相手の体を切断する。なお、『ハンター』以前では、ある程度離れている相手や空中の相手に当てると打撃技に変化したが、『セイヴァー』以降ではその二面性が無くなり、地上での投げ技となった。
- 連ね斬り
- 『ハンター』のみのEX必殺技。5人の落ち武者に変身して並び、手前から相手の方向の順に刀を振り下ろす。最初に刀を降り始める武者がビシャモン本体。5体に分裂する直前まで無敵状態(投げられ判定は残る)。
- 閻魔石
- 『セイヴァー』から加わった下段属性のEX必殺技。下に三角の連なったギザギザの板(十露盤板・そろばんいた)が地面に沿って飛んで行き、当たった相手は拘束される。その後、板の上に乗せられ重石を落とされる。板の上に乗っている時のポーズは、基本的には正座だけだが、ビシャモンとモリガンだけは服装も変化する。立ちガード不可だが、弾速が遅く、ガードされた時の硬直時間が長い。
- とが首さらし
- 『セイヴァー』で追加された、ダウン追撃専用のEX必殺技。相手の真上から、刀を振り下ろし真っ二つにする。真っ二つにされた相手は、すぐにくっついて元に戻るが、この技でKOされると各自に用意された専用の姿で、さらし台の上で晒される。追い打ち攻撃の中では最も高い威力で、回復ダメージも極端に少ないのが特徴。『ハンター2』『セイヴァー2』のダークフォース中は、刀を振り下ろす回数が増える。
- 黄金帷子
- 『セイヴァー』のダークフォース。スーパーアーマー状態になる。使用中はガードも可能。『セイヴァー』以外では使用できない。この状態でデミトリの「ミッドナイトプレジャー」を受けると、最後の攻撃を食らってもビシャモンはダウンせずにのけぞるため、直後に弱攻撃など発生の早い攻撃を出せば反撃ができる。
固有名詞の分類
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