ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー 登場人物

ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 15:30 UTC 版)

登場人物

メインキャラクター

主人公[2]
本作の主人公。「スカウトリング」と呼ばれる指輪を身につけた少年。15歳。神に選ばれたモンスターマスター。ギルツの息子である。バトルGP参加マスターのメンバーでは唯一経歴が不明である。しかし、序盤でアロマと邂逅したときは彼女に経歴を気づかれた節があり、クリア後に自身の父親が彼女にギルツであることを知っていたことを告白されている。
ノビス島で神獣と邂逅(この時はアロマにスカウトされかけていた)したのを切っ掛けに行動を共にし、「グランプール諸島」の7つの島々を冒険していき、サンドロ島でのカルマッソとの対決を経て、10個のマデュライトを集め、バトルGP参加マスターの中で5番目(つまり最後)にバトルGP本部にある鐘を鳴らし、第7回バトルGPに参加。アロマ以外のマスター3人を撃破し、決勝戦でアロマと激突するも、アロマが神獣に対して暴行(未遂)を働いた(「ゲブズリン」と呼ばれたことが原因)ため、不戦勝となり、優勝する。その後、会長室に呼ばれ、神獣にマ素を浴びせられ、神獣を奪われる。マ素に染まった神獣(デモンスペーディオ)を止めようとするも攻撃され、気を失う。アロマの呼びかけで目を醒まし、マ素に染まった神獣(デモンスペーディオ)とカルマッソを追って、ヨッドムア島へと向かい、マ素に染まった神獣(デモンスペーディオ)と激突し、勝利、神獣を奪還する。ヨッドムア島の頂上にて、カルマッソ(姿はガルマッゾ)と最終決戦を繰り広げ、死闘の末に勝利。カルマッソ(ガルマッゾ)から宝具を取り戻す。そして、宝具を使い、JOKERの姿となった神獣を見送り、ノビス島にて、神獣(この時はキングスペーディオの姿)と再会する。アルカポリス島ではスラムの端にある閉ざされた扉の奥で眠っていた魔物エスタークを仲間にし、アロマGPではアロマとの対決にも勝利し、様々な人から、「歴代最強のチャンピオンの誕生か」や「カルマッソ前会長と対決したら、どうなっていたか」等と言われるまでになった。
神獣
神の系統を継ぐといわれる特殊なモンスターで、プロテクターを身に纏っている。猿のような姿をした「グラブゾン」、鷹のような姿をした「ガルハート」、狼の姿をした「スペディオ」、龍の姿をした「ディアノーグ」、最終進化系の「キングスペーディオ」が存在し、配合するとクインガルハート、グラブゾンジャック、ディアノーグエースが完成する。さらにイベントで手に入るモンスターと神獣を配合すると、デモンスペーディオ、JOKERが誕生する。口調は一人称が「我」、二人称は「汝」など威厳あふれるものであるが、つりばしが苦手で主人公に先に渡らせようとする一面もある。神獣の名前にはトランプの名称が入っている[3]
ノビス島で主人公と邂逅(この時はアロマにスカウトされかけていた)したのを切っ掛けに行動を共にし、「グランプール諸島」の7つの島々を冒険していき、姿を変化させてゆく。
第7回バトルGP後、カルマッソによってマ素を浴びせられ、主人公を攻撃し、気を失わせ、カルマッソとヨッドムア島に向かう。その後、追ってきた主人公とヨッドムア島で激突し、正気に戻り、改めて、主人公と行動を共にする。カルマッソ(ガルマッゾ)撃破後、宝具を使い、JOKERの姿となり、「さよならは言わない」と主人公に告げ、空へ帰っていった。のちにノビス島にて、主人公と再会する。
アロマ・ゲブズリン
スカウトリングをつけたモンスターマスターの少女で、デオドラン島のマダム・デオドラの娘。17歳。主人公にライバル意識を抱く。彼女は、誰かから「ゲブズリン」と呼ばれると急にキレ出す。そのせいで、第7回バトルGPは4人目として登場するが、反則負けとなってしまう。カルマッソ会長失踪後の新会長に就任し、アロマGPなるものを開催する。

サブキャラクター

ギルツ
主人公の父親。モンスターの生態を研究する機関「ジェイル」の創設者にして統主。「ジェイル」の本来の目的は、モンスターのマ素を消し去ることである。
カルマッソ
バトルGPの協会会長であり、高名な医師でもある男。見た目に似合わない子供のようなしゃべり方が特徴。「スカウトリング」の開発者。普段は人前に姿をほとんど現さない。温厚で気さくな性格で、モンスターが大好きでありバトルGPを開催できるのはモンスターがいてこそと考えている。だが、彼の真の目的は伝説の神獣に魔界の門を開かせこの世をモンスターの楽園(つまり魔界)にする事であり、GP参加マスター達に、マデュライトを集めさせたのもマ素を集め神獣を我が物にするためである。その後、ヨッドムアで災厄を起こし主人公達と対立する。神獣に大量のマ素を浴びせて一時は自分の支配下におくが、主人公によって、神獣が奪還され、もう一度神獣に大量のマ素を浴びせて、支配下に置こうとするも自分がマ素を浴びてしまい、怪物化する(下記のガルマッゾ)。そして、主人公と最終決戦を繰り広げ、死闘の末に敗北。死の間際まで、この世をモンスターの楽園(つまり魔界)することをあきらめておらず、そのことを口にし、消滅した。
死後、宝具は神獣によって、回収された。カルマッソが災厄を起こしたことは世間では知られておらず、『カルマッソ会長は災厄を止めるために命を落とした』ということにされている。
ガルマッゾ
カルマッソが大量のマ素を浴びて怪物化した姿。ピンク色の芋虫のような体から掌の形をした頭が生え、その中央に顔があるというグロテスクな外見をしており、体表やその周囲にはマ素の結晶と思しき黒い物体が出現している。当人はこの状況を悲観するどころかライブラリで「大好きなモンスターになれた」と喜んでおり、事件に対する反省は微塵もない。配合で生み出すことも可能だが、その手順は困難を極める。
テリワン3D』では「たくらみの扉」のヌシとして登場。タイジュ王は『DQMJ1』での事件の真相について噂を聞いている模様である。
マダム・デオドラ
アロマの母親。デオドラン島の屋敷の主であり、名の通ったファッションデザイナーでもある。潤沢な資金で今回のバトルGPおよびアロマGPのスポンサーを務める。「汗を流して走り回る人を見るのが好き」という趣味を持ち、島を訪れたマスターに屋敷の庭園「マダムン・ガーデン」を開放し、走り回る姿を眺めて楽しんでいる。
エスターク
スラムの閉ざされた扉の奥で眠っている魔物。かつてカルマッソによって生み出されたが、その強力さ故にカルマッソ自身の手にも負えず、封印されていた。本編クリア後に条件を満たすと戦うことが可能で、倒すと1度だけ仲間になる。元は『Ⅳ』に登場したボスキャラクターであり、また『Ⅴ』の裏ボスでもある。

  1. ^ ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー
  2. ^ 名前は自由に付けられる。スクリーンショットでは「ジョーカー」となっている。
  3. ^ スペディオ=スペード、グラブゾン=クラブ、ガルハート=ハート、ディアノーグ=ダイヤ、キングスペーディオ=スペードのK(キング)、クインガルハート=ハートのQ(クイーン)、グラブゾンジャック=クラブのJ(ジャック)、ディアノーグエース=ダイヤのA(エース)、JOKER=ジョーカー






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