シンクロニシティ (お笑いコンビ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 00:50 UTC 版)
芸風
漫才[1]とコント両方を演じる。キングオブコントでは準々決勝、M-1グランプリでは準決勝まで進出経験がある[4][15]。控えめで内向的なよしおかがボソボソと不条理なボケを放ち、西野が翻弄されながらもツッコむスタイルを得意とする[4]。結成初期はシチュコント漫才(例「タトゥー」、「寿司屋に弟子入り」など)やシチュエーション漫才(例「オーディション」など)が多かったが現在は言葉遊びを利用したしゃべくり漫才(例「俳句」、「英会話」など)が主流となっている。
ネタ作りの際はよしおかから「文字で見て面白さが分かる」「お笑いの構造に触れることはやらないでください」などの条件を提示された上で、西野が請け負っている[4]。男女の恋愛ネタは同じく男女コンビである相席スタートの足元にも及ばないと自覚しているため、絶対にやらないという[4]。かつては社会人兼業芸人であることに加え、「ライブは(賞レースにかけるネタの)参考にはならない」というよしおかの考え方から、ライブの出演本数は月1、2回程度に絞っていた[4]。
落語研究会入会当初のよしおかについて西野曰く「最初に彼女がアマチュアで『M-1』に出たときは、吉岡さんが大きな声で漫才コントをやっていて、まったく笑いを取れてなかったんです。それで普段のほうが面白いよって話になって、そのままの感じでネタをやって『晴天サンティ』で準々決勝に行ったんです。そこから、もう二度と明るくなることはなくなりました(笑)」と語っている[4]。
- ^ a b c d e f g h i “シンクロニシティ|コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2021年4月24日閲覧。
- ^ a b “シンクロニシティ”. お笑いナタリー. 2022年6月30日閲覧。
- ^ “現役女子大生の漫才がプロに褒められた! M-1の予選で準々決勝まで進んだアマチュア芸人、晴天サンティに迫る! | ガジェット通信 GetNews”. ガジェット通信 GetNews (2018年12月3日). 2021年4月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “月1本のライブ出演で『M-1』『KOC』準々決勝進出! 社会人コンビのライブと賞レースの微妙な関係”. Yahoo!ニュース (2020年1月19日). 2023年4月2日閲覧。
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- ^ よしおかのnote:前回のよしおか寄席〜前編〜 2019年1月15日
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- ^ “【マリオネットブラザーズインタビュー前編】面倒くさいが重なって今に至る|LIVE GAGA|note”. note(ノート). 2022年11月18日閲覧。
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- ^ “30度バンク | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2021年4月25日閲覧。
- ^ お笑いサークルGOC [@ggoocc] (2016年9月1日). "【結果報告!】本日行われました大学芸会個人戦2016決勝にて、晴天サンティが審査員賞を受賞しました!たくさんのご声援ありがとうございました!!". X(旧Twitter)より2021年4月26日閲覧。
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- ^ (日本語) [ベストアマチュア賞]晴天サンティ 2021年4月26日閲覧。
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- ^ a b “『M-1』敗者復活戦で衝撃を与えた社会人コンビ・シンクロニシティは、なぜ会社を辞め吉本を選んだのか”. てれびのスキマ (2023年4月3日). 2023年4月3日閲覧。
- ^ @poolpoolpooroの2021年6月28日のツイート、2021年8月17日閲覧。
- ^ シンクロニシティ 西野 [@poolpoolpooro] (2021年12月17日). "シンクロニシティ、コンビの活動を休止しておりましたが、来月から再開させていただくことになりました。ハイペースではないと思いますが、以前のようにコンビで漫才等させていただきますので何卒よろしくお願いいたします。". X(旧Twitter)より2022年8月5日閲覧。
- ^ “シンクロニシティが吉本興業所属「プロ1本で」、5月に初単独ライブ「おわりのはじまり」”. お笑いナタリー (2023年4月2日). 2023年4月2日閲覧。
- ^ “8月10日(水)きゅりあんホール(東京)出場者”. キングオブコント2016. 2022年11月17日閲覧。
- ^ “7月30日(日)シアターブラッツ[東京 出場者]”. キングオブコント2017. 2022年11月17日閲覧。
- ^ “【3】8月5日(日)シアターブラッツ[東京 出場者]”. キングオブコント2018. 2022年11月17日閲覧。
- ^ “【2】8月9日(金)きゅりあん小ホール[東京]”. キングオブコント2019. 2022年11月17日閲覧。
- ^ “【12】7月23日(木・祝) CBGKシブゲキ!![東京]”. キングオブコント2020. 2022年11月17日閲覧。
- ^ 羽鳥慎一モーニングショー twitter2016年11月8日
- ^ “「笑いの創造神たち」剛、飯塚、小沢、富澤、バカリがミキの漫才深堀り、超若手も(コメントあり)”. お笑いナタリー. 2021年4月26日閲覧。
- ^ “『冗談来人年またぎスペシャル』|BSフジ”. www.bsfuji.tv. 2023年2月4日閲覧。
- ^ “ネタパレ”. フジテレビ. 2023年2月4日閲覧。
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- ^ “TBS RADIO 954 kHz │ マイナビ Laughter Night(マイナビ ラフターナイト) - 2019年06月14日(金)放送”. www.tbsradio.jp. 2021年4月26日閲覧。
- ^ “1/26(木)午後7時45分~「ナニモノ!」に陰キャラ漫才コンビ、シンクロニシティが登場!”. 文化放送 (2023年1月20日). 2023年1月28日閲覧。
- ^ シンクロニシティの録音ラジオ
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