エックス・メン チルドレン オブ ジ アトム 不具合の更新

エックス・メン チルドレン オブ ジ アトム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 10:06 UTC 版)

不具合の更新

Ver1.00(94年12月8日バージョン)には以下のような問題点があり、短期間でVer2.00(94年12月17日バージョン)にアップデートされた。

  • ストームのノーマルジャンプで同じ技が何度も出せ、また飛行や空中で弱攻撃がたくさん(ノーマルジャンプで最大30発ほど、飛行で最大90発ほど)入る。
  • サイクロップスが稀に地上にいるセンチネルを空中投げで掴める。同様のことはマグニートーでも可能で、間合いの問題からマグニートーは全キャラクターの立ちしゃがみ全てを空中投げで掴める。
  • ストームとマグニートーの飛行時にいつでも着地できる。
  • 勝利ポーズをキャンセルし、ラウンド終了後に倒れた相手を攻撃すると、相手キャラクターの気絶値が溜まってしまう(場合によっては次ラウンド開始後、弱攻撃1発でも気絶する)。
  • その他強力な連続技を廃止、またはチェーンコンボが少ないキャラクターのチェーンコンボルートを追加。

Ver2.00をバランスを調整したver2.10(94年12月19日バージョン)、ver2.20(94年12月22日バージョン)、ver3.00(95年1月5日)などが出され、また国外にもver1.00、ver2.10、ver2.20、ver3.00などのバージョンが存在し(アジア、北米、スペイン語圏、欧州)、最終的にver3.00が出回り家庭用移植もver3.00ベースで行われ(セガサターン版のverナンバーはver3.01となっている。また国外のみPlayStation版が存在する)、ver3.00は上記4地区バージョン全て存在する。なおマグニートーはCPU専用ボスキャラクターだがver2.00以降、飛行時以外の空中ダッシュや一部バグがなくなったものの、必殺技のEMパルスが3wayに強化されるなど、十分強力だったCPUキャラクターがさらに手強くなっている(ver1.00のEMパルスは1本だった)。一方でXパワーのマグネティックフォースフィールドがver2.00以降は1ラウンドにつき1回限りの制限となっている(ver1.00は回数無制限で、持続時間はVer2.00以降の約半分程度だった)。


  1. ^ a b c カプコンのアニメ格闘「X-MEN」特殊能力を駆使 初心者向け"オートガード"機能を採用」『ゲームマシン』(PDF)、第487号(アミューズメント通信社)、1985年1月1日、27面。2024年2月8日閲覧。
  2. ^ アーケードの初期稼動版のみこの際の攻撃でXパワーゲージが増加したが、バージョンアップ後および家庭用移植版では増えない。
  3. ^ こういった「ミュータント能力でない能力」も、このゲームでは便宜上Xパワーと呼ぶ。
  4. ^ 他のキャラクター同様、本作では両技ともハイパーXの扱いであるが、後の作品ではスーパーコンボ等として扱われる。
  5. ^ 「天魔空刃脚」が必殺技扱いなのは、本作および以降のVS.シリーズのみ。
  6. ^ バンブームック『X-MEN 公式ガイドブック』(竹書房)より。
  7. ^ a b c d 西谷 亮インタビュー Part3”. ゲーム文化保存研究所 (2020年1月25日). 2022年8月8日閲覧。





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