1億総活躍社会
別名:一億総活躍社会
すべての日本国民が、職場や家庭、地域などにおいて、もっと活躍できる社会のこと。安倍晋三・第96代内閣総理大臣が打ち出した「アベノミクス新3本の矢」の戦略の1つ。
安倍総理は2015年に、強い経済力を持つ日本を取り戻すために、名目GDPを490兆円(2014年度)から600兆円へ引き上げるという数値目標を掲げた。目標達成には1億総活躍社会が不可欠であるとし、実現のために1億総活躍社会担当大臣を置いたり、国民から広く意見を取り入れる機関として一億総活躍国民会議を開催したりするなどの施策を行っている。
なお、「1億総活躍社会」の語は2015年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補にも挙げられている。
一億総活躍国民会議
(一億総活躍社会 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 16:54 UTC 版)
一億総活躍国民会議(いちおくそうかつやくこくみんかいぎ)は、日本の第3次安倍第1次改造内閣から設置された内閣総理大臣・安倍晋三の私的諮問機関。統括担当の国務大臣として国務大臣(誰もが活躍できる「一億総活躍」の社会を創り上げるための施策を総合的に推進するための企画立案及び行政各部の所管する事務の調整担当)、通称一億総活躍担当大臣(いちおくそうかつやくたんとうだいじん)が新設される。2015年(平成27年)10月から2016年(平成28年)6月まで計9回の会議が開催された。
- ^ OECD Economic Surveys: Japan 2019, OECD, (2019), doi:10.1787/fd63f374-en
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- ^ “安倍政権の看板部署廃止「岸田内閣の政策進める」”. 共同通信. 2021年11月12日閲覧。
- 1 一億総活躍国民会議とは
- 2 一億総活躍国民会議の概要
- 3 構成
- 4 国務大臣(一億総活躍担当)
- 5 年表
- 6 出典
- 一億総活躍社会のページへのリンク