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坂本義和

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 08:05 UTC 版)

坂本 義和 (さかもと よしかず、1927年9月16日 - 2014年10月2日)は、日本の政治学者。専門は、国際政治学平和学東京大学名誉教授。国際基督教大学平和研究所顧問。戦後の進歩的文化人を代表する人物の一人であり、学問的活動とともに、論壇で発言し続けた。父は東亜同文書院教授の坂本義孝。


  1. ^ 坂本義和『人間と国家(上)-ある政治学徒の回想-』岩波書店 岩波新書1316 2011年7月 まえがきvページ、著者略年譜9ページ
  2. ^ 自分の考えてきた問題への答えを出したいという気持ちで入学した。その気持ちの一つは、戦争が終わった後の虚無感の中で、生きることの目的を明確にしたいという気持ち、二つ目は、戦争という政治的・歴史的な経緯の中で考えねばならないのではないかという問題意識である。法学部での思想史の勉強が自分の考えてきた答えにつながると考えた。傍坂本義和『人間と国家(上) -ある政治学徒の回想-』岩波書店 岩波新書1316 2011年 98ページ
  3. ^ 福田歓一から国際政治学という分野のあることを教えられ、「モウゲンソーの主著『国際政治』(Politics among Nations)を読んで、その体系的思考力に感銘を受け、さらに『近代合理主義への権力政治の朝鮮』(Scientific Man us. Power politics)で、思想史との結びつきを考えさせられた。」坂本義和『人間と国家(上) -ある政治学徒の回想-』岩波書店 岩波新書1316 2011年 120ページ
  4. ^ ジャーナリズムとの長い関わり合いの始まりとなった。161ページ
  5. ^ 坂本は高坂について「この人は『戦争の傷』を骨身にしみて経験していないという印象を禁じ得ませんでした。」との感想を述べている。(坂本義和『人間と国家(下) -ある政治学徒の回想-』岩波書店 岩波新書1317 2011年 192ページ)
  6. ^ 坂本義和 『軍縮の政治学』 岩波新書 黄版203 ISBN 4004202035、105p
  7. ^ 自由』第42巻、119頁
  8. ^ この人と語る 朝鮮半島を和解と統一に導く 指導者の構想力と決断 国際政治学者坂本義和さん朝鮮新報2000年8月11・25日合併号)
  9. ^ 山脇直司「日本外交の哲学的貧困」『論座』 2004年3月号
  10. ^ 京都新聞 1996年5月9日論説
  11. ^ これらは、国政政治のリアリズムを日米関係最優先のスタンスを取るいわゆる親米保守のスタンスに立つか、多国間調和を取ることが長期的視野にたった際に日本の利益につながるとする反米的な“平和主義”の立場を取るのかという違いによって評価が分かれる。
  12. ^ 東京新聞2012年9月8日
  13. ^ 国際政治学者の坂本義和さん死去 平和主義の可能性追求 朝日新聞 2014年10月6日


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