XEUS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/07 14:56 UTC 版)
XEUS(X-ray Evolving Universe Spectroscopy)は、X線観測衛星XMM-Newtonの後継機として欧州宇宙機関と日本の宇宙科学研究所が開発していたX線分光計衛星であり、2015年以降に打上げを予定していた。鏡面積5m2、1keVのエネルギーで5′以上の解像度を持つ大きなX線望遠鏡を運ぶミラー衛星と検出器衛星の2つから構成される。検出器衛星は、望遠鏡から約35mの距離を保って編隊飛行する。検出器は、2eVから1keVのエネルギー解像度の低温狭域監視装置の他に150eVから6keVのエネルギー解像度の広域X線監視装置を持つ。
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