T-4 (練習機)
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T-4は、日本で開発された亜音速ジェット機。航空自衛隊において、プロペラ機による初等訓練を終えたパイロットがつづいて訓練するための中等練習機として用いられている。エンジンを含めた日本の純国産ジェット練習機はT-1Bについで2機種目である。
注釈
- ^ この方式はイギリスで最初に実用化されたもので、ホーカー・シドレー ハリアーやBAe ホーク、トーネード IDSで採用されていたが、従来採用されてきたイニシエーター方式のように脱出前のキャノピー投棄を必要としないことから、低空でのクリテイカルな状況下での安全マージンの増加をもたらしており、アメリカ空軍の統計では、イニシエーター方式での成功率は80パーセント台なのに対し、破砕脱出方式では100パーセント近くとされていた[3]。
- ^ 機内燃料搭載量は、ホークでは450ガロン、アルファジェットでは502ガロンであった[3]。
- ^ a b 離着陸(TOL)、航法(NAV)、整合(ALN)の3つ[19]。
出典
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- ^ a b c 久野 2006.
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- ^ 第13飛行教育団 - 芦屋基地
- ^ a b c d e f g 青木 1994.
- ^ モデルアート 2011, p. 23.
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- ^ 主要装備 T-4航空自衛隊
- ^ T-4 ブルーインパルス - 航空自衛隊
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- ^ 宮城県環境生活部原子力安全対策室. “原子力だより みやぎ Vol.75(平成12年10月号)”. 2003年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月13日閲覧。
- ^ 平成十二年十月十九日提出 松島基地所属の自衛隊機墜落事故等に関する質問主意書 松本善明
- ^ 平成十二年十一月十日 衆議院議員松本善明君提出松島基地所属の自衛隊機墜落事故等に関する質問に対する答弁書
- ^ 宮城県環境生活部原子力安全対策室. “原子力だより みやぎ Vol.77(平成13年4月号)”. 2005年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月13日閲覧。
- ^ ブルーインパルス、飛行再開へ 貴重?まずは2機で
- ^ 想定以上の振動、機体の経年が影響か
- ^ 航空自衛隊T-4中等練習機エンジンの不具合及び今後のT-4の飛行等について
- ^ “パイロット養成機、不足続く ブルーインパルスにも影響―航空自衛隊”. 時事ドットコム. (2020年6月8日)
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