ラ・ファヴォリート
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『ラ・ファヴォリート』(フランス語: La Favorite、イタリア語: La Favorita)は、イタリアの作曲家ガエターノ・ドニゼッティが作曲した全4幕のフランス語のグランド・オペラである。『ラ・ファヴォリット』とも表記され、イタリア語版では『ラ・ファヴォリータ』と表記される。1840年12月2日に パリ・オペラ座にて初演された[1]。フランス語のファヴォリートとは「お気に入り」「愛妾」「寵姫」などを意味する。長らくイタリア語版で上演されることが多かったが、ドニゼッティがフランス語のリブレットに作曲した『ラ・ファヴォリート』が本来の形である[2]。
- ^ a b 『ラルース世界音楽事典』P 1869
- ^ 『イタリア・オペラ・ガイド』P 159
- ^ a b 『新グローヴ オペラ事典』P555
- ^ a b 『新グローヴ オペラ事典』P553
- ^ リコルディ社のドニゼッティの楽譜のページ、2020年4月1日閲覧
- ^ 『ラ・ファヴォリート』マルチェッロ・ヴィオッティ指揮のCDのフィリップ・ゴセットによる解説書
- ^ a b 『イタリア・オペラの黄金時代』P100
- ^ (ソプラノ歌手のジュリアの従妹)
- ^ a b 『オックスフォードオペラ大事典』P521
- ^ フランス語版の経歴に『ラ・ファヴォリート』の上演記録の記載がある
- ^ 外国オペラ作品322の日本初演記録
- ^ この上演はキングレコードにより、「伝説のイタリア・オペラ・ライヴ」としてDVD化されている(ASIN: B0000V4N0W)。
- ^ 『最新名曲解説全集18 歌劇1』P335
- ^ 昭和音楽大学オペラ研究所 オペラ情報センター
- ^ 『フランス音楽史』P 280
- ^ 『新イタリア・オペラ史』P 197
- ^ 『イタリア・オペラ・ガイド』P 162
- ^ 『オペレッタ』 (文庫クセジュ 984)P 51
- ^ 『イタリア・オペラ・ガイド』P 159~160
- ^ スコアにはソプラノと指定されているが、一般的にはメゾソプラノが歌う。『オペラ名曲百科 上 増補版』P 159~160
- 1 ラ・ファヴォリートとは
- 2 ラ・ファヴォリートの概要
- 3 リブレット
- 4 楽器編成
- 5 フランス語による録音・録画
- 6 脚注
- La favoriteのページへのリンク