ICEの基本形態と動作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/01 15:37 UTC 版)
「インサーキット・エミュレータ」の記事における「ICEの基本形態と動作」の解説
基本的には、本来のCPUを外したCPUソケットにICEのプローブを接続する形態をとり、外部でCPUの動作を行いながら主要な信号の変化を追うことが可能である。CPUは多様なデジタル機器に実装されるがICEをCPUソケットにつなぐために、最終製品が動作する環境でデバッグが可能となる。さらに指定したメモリアドレスへのアクセスのような特定条件でのブレークやプログラムが暴走した時に強制ブレークをかけるなどの強力なデバッグ機能を持ち、ハードウェアの動作検証用にテストプログラムを実行するなど、ソフトウェア開発だけでなくハードウェア開発においても用いられる。多くがPCと接続されて操作される。
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