HQS-101 (ソナー)とは? わかりやすく解説

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HQS-101 (ソナー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/15 05:45 UTC 版)

対潜飛行艇用ソーナーHQS-101は、技術研究本部で開発された吊下式ソナー[1]哨戒飛行艇PS-1)に搭載された。製作者は沖電気工業[2]


注釈

  1. ^ AN/AQS-6の開発試験初期には問題が多発したものの、後に解決されており、開発中止直前には、シュノーケル航走中の潜水艦に対して30,000ヤード (27,000 m)、ジュリー発音弾を使用する捜索では17,000ヤード (16,000 m)、アクティブモードでは13,000ヤード (12,000 m)という、当時の航空機搭載用ソナーとしては画期的な性能を実現していた[4]
  2. ^ 最初の試作機は開傘直径7メートル、送受波部のみで1トンを超える巨大・大重量のソナーであった[5]
  3. ^ PS-1の場合、着水点に到着して着水するまで約4分、ホバリングしながら送受波器を吊下するのに約2分、ソナー捜索を開始して全周基本捜索が完了するまで約8分、捜索を完了して送受波器を機内に揚収、離水準備に要する時間が約3.5分とされていた[4]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 技術研究本部 1978, pp. 89–96.
  2. ^ a b c 稲田 2017.
  3. ^ a b c d e 海上幕僚監部 1980, ch.5 §11.
  4. ^ a b c d e f g h i j 山内 2010, pp. 80–87.
  5. ^ a b c 海老 2010, pp. 18–31.
  6. ^ a b c 海老 2010, pp. 46–53.
  7. ^ a b c d e 山内 2010, pp. 88–97.


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