GABA受容体作動薬
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/25 09:20 UTC 版)
GABA受容体作動薬(ギャバじゅようたいさどうやく、GABA receptor agonist)またはGABAアゴニスト (ギャバアゴニスト、GABA agonist) は、GABA受容体の作用を刺激または増加させる薬物で、通常は鎮静作用を持つほか、抗不安作用、抗痙攣作用、筋弛緩作用などを持つこともある薬物である。γ-アミノ酪酸の受容体、すなわちGABA受容体は3種類ある。GABAA受容体およびGABAA-ρ受容体の2種類は、神経細胞の興奮性を低下させる塩化物イオンが透過するイオンチャネルである。GABAB受容体は、アデニル酸シクラーゼを阻害し、環状アデノシン一リン酸(cAMP)を減少させるGタンパク質共役受容体に属する。GABAAおよびGABAA-ρ受容体は、鎮静作用、催眠作用、抗痙攣作用を示し、GABAB受容体は鎮静作用をもたらす。さらに、遺伝子の転写を変化させる。
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