F1チーム代表とは? わかりやすく解説

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F1チーム代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 16:13 UTC 版)

自動車レースのフォーミュラ1(F1)におけるチーム代表(チームだいひょう)とは、参戦している各チームの代表者のことで、チームの総責任者の呼称として用いられる。F1の共通言語となっている英語の呼称に合わせて「チームプリンシパル」(英語: Team Principal)と呼ばれることもある。


注釈

  1. ^ トッドは1993年から2007年にかけてチーム代表を務めた。トッドの肩書は2001年までは「スポーティングディレクター」だったが[7]2002年から「ゼネラルディレクター」となっている[8](退任する2007年まで[9])。
  2. ^ フェラーリにおいて、「スポーティングディレクター」の肩書はトッドの後はチームマネージャーのステファノ・ドメニカリが2002年から2007年まで帯び[10][9]、トッド退任翌年の2008年にドメニカリがチーム代表に就任(昇格)した後はルカ・バルディッセリが引き継いでいる[11]
  3. ^ アルファロメオ時代を含む。
  4. ^ 運営会社(ザウバーモータースポーツ)のCEOであるアンドレアス・ザイドルの代理(日常のチーム運営の代行者)という側面が強いと考えられている。
  5. ^ 2023年7月に暫定チーム代表として就任。後任は決まっておらず、後任を決めることを急いでいないとも言われている[3]
  6. ^ a b 2023年の時点で、ウィリアムズは、クレア・ウィリアムズと臨時代表のサイモン・ロバーツ英語版を元チーム代表としてカウントしていないことを明らかにしている[13](ウィリアムズは2020年12月にロバーツがチーム代表に「正式に」就任したことを発表したことがあり[14]、発表内容には矛盾を含む)。
  7. ^ 創設初期と、フットワーク参画期(1990年 - 1995年)に共同オーナー。それ以外の期間は単独のオーナー。
  8. ^ コローニを買収。
  9. ^ 1975年に義兄のアルフレッド・オーウェン英語版から相続。
  10. ^ 1971年は単独のオーナー。
  11. ^ 1984年末に就任し、1985年8月末に辞任[15]
  12. ^ a b c 2021年のアルピーヌは、チーム代表を置かず、ローレン・ロッシ英語版(CEOを兼任)、ダビデ・ブリビオ英語版マルチン・ブコウスキーの3人による指導体制で運営された[16]
  13. ^ ホンダ(Honda Grand Prix Ltd.、「HRF1」)を買収(MBO)。
  14. ^ リジェを買収。
  15. ^ ロジャー・ペンスキーは北米の事業に集中していたため、実質的にはチームマネージャーのハインツ・ホーファー(Heinz Hofer)がF1チームの指揮を執った[17]
  16. ^ ティレルを買収。
  17. ^ スパイカーを買収。
  18. ^ オゼッラを買収。
  19. ^ チームの親会社のジニー・キャピタル英語版の共同オーナー。

出典

  1. ^ a b c d e f g h Red Bull Racing Honda (2021年3月26日). “Bulls' Guide To: Team Principals” (英語). Red Bull Racing. 2024年2月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h Richard Asher (2022年8月21日). “特集|F1チーム代表ってどんな人? 彼らの仕事内容や十人十色の経歴をリストアップ!”. Motorsport.com. 2023年1月14日閲覧。
  3. ^ a b c d e Richard Asher (2024年1月15日). “F1 team principals: Who are they and what do they do?” (英語). Autosport. 2024年2月29日閲覧。
  4. ^ オートスポーツ 2007年12月6日号(No.1137)、「ホンダが“天才の頭脳”を求めた理由」(和田康裕インタビュー) pp.14–17
  5. ^ a b c The Team Welcomes INEOS as a One Third Equal Shareholder Alongside Daimler and Toto Wolff” (英語). Mercedes-AMG Formula One Team (2020年). 2023年8月20日閲覧。
  6. ^ Chris Medland (2023年7月21日). “【F1チーム代表の現場事情:メルセデス】トト・ウォルフが新規チーム誕生に強硬に反対する特別な理由”. Auto Sport web. 三栄. 2023年8月20日閲覧。
  7. ^ F1速報 2001総集編、「スクーデリア・フェラーリ・マールボロ」 p.72
  8. ^ F1速報 2002総集編、「スクーデリア・フェラーリ・マールボロ」 p.72
  9. ^ a b F1速報 2007総集編、「スクーデリア・フェラーリ・マールボロ」 pp.64–65
  10. ^ Stefano Domenicali” (英語). GrandPrix.com. 2023年1月17日閲覧。
  11. ^ F1速報 2008総集編、「スクーデリア・フェラーリ・マールボロ」 pp.58–59
  12. ^ Oracle Red Bull Racing、Oracle Cloudに支えられチャンピオン・シーズンを達成”. 日本オラクル (2022年11月14日). 2023年1月15日閲覧。
  13. ^ Williams Racing appoints new Team Principal” (英語). Williams Racing (Williams Group) (2023年1月13日). 2023年1月14日閲覧。
  14. ^ Williams Racing is delighted to announce the appointment of Jost Capito as its new Chief Executive Officer, with him set to join the team on 1 February 2021.” (英語). Williams Racing (Williams Group) (2020年12月17日). 2023年1月21日閲覧。
  15. ^ オートスポーツ 1987年1/10臨時増刊(No.462)、「ルノーがF1を全面撤退した背景は?」(ダグ・ナイ) pp.49–53
  16. ^ Alpine part ways with Executive Director Marcin Budkowski” (英語). Formula1.com (2022年1月13日). 2023年1月14日閲覧。
  17. ^ F1 Racing 日本版 2009年5月号、「MY LIFE IN F1: ジョン・ワトソン」 pp.24–25


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