Btrieveとは? わかりやすく解説

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Btrieve

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 15:14 UTC 版)

Btrieve(ビートリーブ)とは、1980年代はじめに米国ソフトクラフト[1]が開発したISAMライクなレコード・マネージメント・システムであり、現在では後継製品Pervasive PSQL [2]のTransactional EngineとしてファイルI/Oの中核になっている。日本では1987年よりエージーテック社が販売。


  1. ^ ソフトクラフトは後にノベルに買収されたが、1994年にデータベース部門はビートリーブ・テクノロジーズとして独立し、社名変更によりパーベイシブとなった。パーベイシブは2013年4月、Actianに買収された。
  2. ^ Btrieveは7.0以降、パーベイシブのSQL製品と統合されてその中核エンジンとなった。Btrieveを名乗る製品は7.0が最後で、それ以後の製品名はPervasive.SQL、Pervasive PSQLを経て現在はActian PSQLとなっている。
  3. ^ BtrieveそのものはRDBMSではないが、SQL 製品と統合されたPervasive.SQL以降の製品はRDBMSと言える。
  4. ^ Extended オペレーションはレコード複数件読み込むだけでなく、レコードの一部分を指定しての読み込み、条件を指定しての読み込みも行うことができ、SQLのSelect文に近いデータの取り扱いが可能。
  5. ^ Btrieveファイルの拡張子は .btr, .dat, .mkd などが比較的多く使われているが予約されている名称以外であれば自由につけられるため、拡張子からBtrieveファイルであることを判断することは不可能。
  6. ^ 読み込みだけであれば、もっと古い1990年頃の Btrieveバージョン5.0で作成されたデータファイルも可能。
  7. ^ ソースレベルの互換性は、16ビットDOSと64ビットWindowsでBTRV関数の記載が変わりがないほど高い。
  8. ^ Pervasive PSQL v11 では、Btrieve インターフェイスの他、ODBC、JDBC、ADO.NET、PDACなどのインターフェイスが用意されている。


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