ブラウザ戦争
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/11 20:11 UTC 版)
ブラウザ戦争(ブラウザせんそう)とは、ウェブブラウザを提供する各社・各団体による市場シェア争奪戦のことを指す。一般には、1990年代に起きたInternet ExplorerとNetscape Navigatorの猛烈な競争を第一次ブラウザ戦争[1][2]、2004年頃から2014年頃にかけて起きた、Google・Apple・MicrosoftなどのIT業界での大企業を巻き込んだ、ブラウザベンダによる最新のWeb標準の実装競争、および動作速度の高速化の競争のことを第二次ブラウザ戦争[3]と呼ぶことが多い。
注釈
- ^ このDOMはW3C標準のDOMとは別物。ただし、W3CのDOMでは機能追加に伴って記法が変わった程度で、設計はほぼIEのDOMを踏襲している。
- ^ Opera自体は、1995年にリリースされている。
- ^ いわゆるIEコンポーネントブラウザは自前のレンダリングエンジンを持っていないものが多かった。
- ^ 2015年時点でこれらの延長サポートの恩恵に与っている企業がどれだけあったのかは不明。2017年現在は、すべてHTML5に対応したブラウザに切り替えている。
出典
- ^ “ブラウザ戦争、HTML5の標準化、ブラウザの未来──歴史を語り尽くすWebブラウザ談義【後編】”. ガジェット通信 (2016年4月22日). 2017年2月14日閲覧。
- ^ a b c “Firefox OSの「これまで」と「これから」”. 技術評論社 (2016年7月11日). 2017年2月14日閲覧。
- ^ “「汎用のUI技術」として広がるHTML5”. @IT (2012年2月2日). 2017年2月14日閲覧。
- ^ “Firefox Snags Over 12% of the Browser Market”. Janco Associates, Inc.. 2017年2月13日閲覧。
- ^ 末岡洋子 (2006年12月11日). “欧州で増加するFirefoxの利用、23.2%のユーザーが利用”. マイナビニュース. 2017年2月13日閲覧。
- ^ “第三次ブラウザ戦争が起きる?”. エキサイトニュース (2011年8月16日). 2011年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月4日閲覧。
- ^ “Net Applications|Browser market share”. 2010年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月14日閲覧。
- ^ 佐藤由紀子 (2011年3月24日). “Firefox 4、公開24時間ダウンロード数はIE9の約3倍の710万本”. ITmedia 2023年2月16日閲覧。
- ^ “延長サポートについて”. Mozilla Japan. 2017年2月13日閲覧。[リンク切れ]
- ^ TechTargetジャパン運営事務局 (2013年10月25日). “8.1 Previewで問い直す、Windowsトレンドと今、情シスが持つべき着眼点”. ITmedia 2023年2月16日閲覧。
- ^ “実は2014年に終結していた?--ブラウザ戦争の現状をおさらい”. ZDNet (2014年12月25日). 2023年2月16日閲覧。
- ^ “ブラウザーのシェア、グーグル「クローム」が首位に”. 日本経済新聞. (2016年5月3日) 2023年2月16日閲覧。
- ^ “Chromeよ、さらば。ベストブラウザーの座は「Firefox Quantum」に交代だ:『WIRED』US版レヴュー”. WIRED (2017年12月6日). 2023年2月16日閲覧。
- ^ “ウェブの世界に起こるであろう2つの大きな変化”. www.aibsc.jp (2015年1月15日). 2018年5月4日閲覧。
- ^ “Goodbye, EdgeHTML”. blog.mozilla.org (2018年12月6日). 2019年7月14日閲覧。
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