Advanced Encryption Standardとは? わかりやすく解説

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エー‐イー‐エス【AES】

読み方:えーいーえす

《advanced encryption standard》米国国立標準技術研究所NIST)が2001年選定したDES代わる政府標準暗号方式暗号鍵として、128ビット192ビット256ビット3種類を利用でき、このうち鍵長長い256ビットのものはAES256とよばれ、最も安全性が高い。


AES【Advanced Encryption Standard】


AES

フルスペル:Advanced Encryption Standard
読み方エーイーエス
別名:AES暗号

AESとは、米国国立標準技術研究所NIST)が2000年採用した暗号化方式のことである。

AESの暗号化アルゴリズムにはRijndael(ラインダール)が採用されている。

AES以前は、1976年採用されDESData Encryption Standard)が暗号化方式採用されていた。DES鍵長56ビットであり、今日観点で観れば鍵長としては短い。DESアルゴリズムそのものは「トリプルDES」などに採用され今日でも用いられている。


参照リンク
国立標準技術研究所(NIST)
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個人情報:  Webバグ  Windows Defender
暗号化方式:  ESP  AES  AES256  暗号鍵  エルガマル法

Advanced Encryption Standard

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/06 02:34 UTC 版)

Advanced Encryption Standard (AES) は、アメリカ2001年に標準暗号として定めた共通鍵暗号アルゴリズムである。アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が公募し、Rijndael(ラインダール)がAESとして採用された[4]


  1. ^ Rijndaelでは128, 160, 192, 224, 256 bitsが選択可能。AESのスペックに合わせて3つに限定
  2. ^ Rijndaelでは128, 160, 192, 224, 256 bitsが選択可能。AESのスペックに合わせて128 bitsのみに限定
  3. ^ Biclique Cryptanalysis of the Full AES” (PDF) (英語). 2016年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月9日閲覧。
  4. ^ a b 岡本 暗号理論入門 第2版(2002:51-52)
  5. ^ a b c d 結城 暗号技術入門 第3版(2003: 69-71)
  6. ^ A simple algebraic representation of Rijndael (Niels Ferguson, Richard Schroeppel, and Doug Whiting)(2003年6月6日時点のアーカイブ
  7. ^ Sean Murphy (英語)
  8. ^ 角尾幸保, 久保博靖, 茂真紀, 辻原悦子, 宮内宏, "S-boxにおけるキャッシュ遅延を利用したAESへのタイミング攻撃 (PDF) ", SCIS2003
  9. ^ Cache-timing attacks on AES (PDF) (英語) - (Daniel J. Bernstein)


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