レッドブル・リンク
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レッドブル・リンク(Red Bull Ring)は、オーストリアのクニッテルフェルトから西へ6kmのシュピールベルクにあるサーキット。かつてはエステルライヒリンク(Österreichring、オステルライヒリンクとも)と呼ばれていたが、1997年の改修によりA1リンク(A1-Ring)へ改称、2010年にレッドブル・リンクと改称され現在に至る。
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- ^ Riding the new Red Bull Ring chicane | Tech Talk with Simon Crafar 2022年8月19日閲覧。
- ^ Race Highlights | 2022 Austrian Grand Prix 2022年8月19日閲覧。
- 1 レッドブル・リンクとは
- 2 レッドブル・リンクの概要
- 3 エステルライヒリンク
- 4 A1リンク
- 5 レッドブル・リンク
- 6 関連項目
A1リンク
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その後、サーキットの利用は減って荒れ果てていたが、新たなスポンサーの出資によってようやくヘルマン・ティルケの手による改修を受け、名前もA1リンクに改めて1997年に再オープンを果たした。ホームストレートの途中からバックストレートにショートカットするようになり、名物のボッシュコーナーはコンパクトな中速コーナーとなった。この改修でサーキット自体の面白みはエステルライヒリンクに比べ減少したものの、アクセル全開率の高さ(70%近く)、起伏差が大きく、オーバーテイク可能なところはかつてと同様である。 新レイアウトは基本的に旧コースをショートカットし、一部コーナーを大幅に改装した形となっている。 コントロールラインを越え、エステルライヒリンク名物である急勾配の上り坂の途中が1コーナーとなっている。右の90度ターンであるが、外側の縁石を大きく使う事ができるため、スタート時は外側のダートに大きく膨らむマシンが多かった。旧コースのインフィールドを利用したショートカットストレートを過ぎると、旧コースとの合流地点となる2コーナーへ入る。右へ大きく切り込む高難度のブラインドコーナーであり、2002年オーストリアGPでのニック・ハイドフェルドと佐藤琢磨の交錯事故など、様々なレースで事故が頻発した。 バックストレートへ合流し、旧コースの名物であったボッシュコーナーへ。旧コーナーはスタンド沿いを大きく外周する高速180度ターンであったが、新コースでは緩いヘアピン状となり通過速度が大きく低下している。インフィールドのパワーホースコーナーから、S字となったラウダカーブへ。最終コーナーも、旧コースでは大きな弧を描いた超高速180度ターンであったものが、90度ターン2つの中速コーナーに改修された。 旧コースの問題点とされていた狭いホームストレートは解消され、芝生のみで構成されていたランオフエリアも、ダート化及びターマック舗装が施されている。
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