1964年東京オリンピックの閉会式
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1964年東京オリンピックの閉会式(1964ねんとうきょうオリンピックのへいかいしき、英語: 1964 Summer Olympics closing ceremony)は、東京オリンピック大会最終日の1964年(昭和39年)10月24日(土曜日)に国立競技場で行われた。
注釈
- ^ オリンピック夏季大会は通常16日間開催で、土曜日開会式で16日目の日曜日夜に閉会式が行われることが多い。ところが東京大会は何故か15日間開催で、土曜日夕方に行われた。これは当時は競技終了後帰国する選手が多く、閉会式に参加する選手が少なかったとのことで1日早くしたという説もある。
- ^ その後の大会ではお馴染みになったが、この当時はカメラ厳禁をIOCは通知していて、実際は少なかった。
- ^ 映画『東京オリンピック』では、カメラが陸上競技のユニホームで参加する選手を捉えている。
- ^ この中に1人黒人選手が交じっていて、テレビカメラが映していた。
- ^ BSスペシャル『青春TVタイムトラベル』 第4回 プレイバック・東京オリンピック(NHK衛星第2テレビジョン/1992年12月26日放送)で、土門自身が振り返ってコメントしている。
- ^ この時に後の日本の旗手が肩車されたが、ザンビアの旗手も肩車された。
- ^ 最近の大会では、主催国への賛辞と感謝の言葉を述べて長い挨拶になるのが普通だが、この当時は予め定められた言葉で語り、短いものであった。「国際オリンピック委員会を代表して、私はここに第18回競技大会の閉会を宣言します。そして伝統に従い4年後メキシコにて開催致します。」
- ^ この東京オリンピックの時だけに作られた賛歌で、開会式用Aと閉会式用Bの2曲があった。
- ^ 当時、演出は殆どなく静かに消えゆく形が普通であった。
- ^ その後の大会でも五輪旗の降納は賛歌の合唱と一点の照明に照らされながら場内を去っていく形が多い。
- ^ 後年、2020年東京オリンピックの閉会式の終わりにフルハイビジョンの大型映像装置に映し出された「ARIGATO(ありがとう)」の7文字は、この「SAYONARA」を表した電光掲示板でのフォントを模しており、1964年東京大会へのオマージュが込められている。2020年大会閉会式に関するUSAトゥデイ紙記事参照。
出典
- ^ 1964 Tokyo Olympic - YouTube
- ^ 柴田鉄治 (2020年1月). “64年東京五輪 閉会式の発案者”. 取材ノート. 日本記者クラブ. 2021年8月5日閲覧。
- ^ gooテレビ番組 東京ビクトリー〜奇跡が導いた東京五輪1964〜
- ^ オリンピック東京大会(最終日) 「馬術」大賞典障害飛越 オリンピック東京大会閉会式~国立競技場~ - NHKクロニクル
- 1 1964年東京オリンピックの閉会式とは
- 2 1964年東京オリンピックの閉会式の概要
- 3 概要
- 4 テレビ実況
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