鵜来型海防艦とは? わかりやすく解説

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鵜来型海防艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 03:33 UTC 版)

鵜来型海防艦(うくるがたかいぼうかん)は、大日本帝国海軍太平洋戦争において運用した海防艦。主に船団護衛に用いられた。海軍省が定めた艦艇類別等級では御蔵型に含まれるが、基本計画番号はE20bと異なる。計画時は乙型に区分されたが、丙型海防艦丁型海防艦の建造決定後は区分が甲型に変更された。1944年昭和19年)から1945年(昭和20年)にかけて同型艦20隻が就役している。
戦後ネームシップ以下4隻が従来の艦名に丸を付けた定点観測船を経て、1954年から海上保安庁おじか型巡視船として再就役した。


注釈

  1. ^ のちに建造予定を繰り上げて第320号艦を第1艦とした。
  2. ^ 新南、竹生、志賀、生名も同日移管。
  3. ^ 第37任務部隊の記録では、正規空母(ヴィクトリアスフォーミダブルインプラカブルインディファティガブル)の攻撃隊が「沖縄」を撃沈したとする[2]
  4. ^ 7月30日の舞鶴空襲には、正規空母シャングリラボノム・リシャールヨークタウンワスプ)、軽空母2隻(インディペンデンスカウペンス)攻撃隊が参加したという。日本側は「沖縄」沈没の他に、潜水母艦「長鯨」が損傷、駆逐艦「初霜」が大破着底などの被害を出した。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 北の巡視船78頁。
  2. ^ Task Force 37 Task Force 37”. pacific.valka.cz. 2023年8月8日閲覧。
  3. ^ 写真集北の巡視船79頁。
  4. ^ 昭和20年1月8日付 達第5号。いくのではない。
  5. ^ Aircraft action reports (carrier-based aircraft)『Aircraft Action Report No. CVG16-55-45 1945/08/09 : Report No. 2-d(33): USS Hancock 〔 Randolph 〕, USSBS Index Section 7』米国国立公文書館 (RG243)〈Aircraft action reports (carrier-based aircraft)〉、1945年https://dl.ndl.go.jp/pid/4005170/1/3 
  6. ^ Aircraft action reports (carrier-based aircraft)『Aircraft Action Report No. VF83#131 1945/08/09 : Report No. 2-d(27): USS Essex, USSBS Index Section 7』米国国立公文書館 (RG243)〈Aircraft action reports (carrier-based aircraft)〉、1945年https://dl.ndl.go.jp/pid/4004651/1/4 
  7. ^ 昭和19年10月5日付 達第341号。おしかではない。
  8. ^ 『日立造船百年史』、p. 215。


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