骨連結
別名:骨結合
学名:Junctura ossea, Synostosis
【英】:Bony union
骨が骨質によって結合されているもので、寛骨のように腸骨、坐骨、恥骨が集まってあたかも1個の骨のようなものがある(例:寛骨・仙骨・尾骨)。仙骨も仙椎が骨結合により一つの骨のようになる。骨結合は通常幼児には軟骨結合であって、これが後に骨化したものである。だから広く考えると、骨端線なども骨幹と骨端とを結ぶ骨結合にあずかっているといえる。いわゆる関節も同じように結合することがあるが、このときは骨結合とはいわないで、関節硬化または強直Ankylosisという。したがって強直はかつて機能していた関節であることが前提条件となる。ふつうの強直は病的過程をもとにして生じてくる。
- 骨連結のページへのリンク