防衛秘密の漏洩
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防衛秘密の漏洩(ぼうえいひみつのろうえい)とは、防衛秘密を外部に漏らす行為。2001年(平成13年)の自衛隊法改正により、漏洩を共謀し、教唆し、または煽動した者双方に罰則を科されることとなった。場合によっては、過失による漏洩でも罰則が科されることもある。また、報道などで防衛省における秘密すべてを防衛秘密と表現される場合もあるため、正規の防衛秘密以外についても記述する。
注釈
- ^ 但し、80年代当初より和文タイプや日本語ワープロ専用機、PCにいたるまで官品を殆ど導入せず事務作業に必要な機器のその殆どを隊員の私物に頼っていたこと、さらには充足率の低下などにより一人三〜四業務を兼務する等、課業中だけでは事務作業が追いつかないからと自宅に持ち帰らざるを得ない状況が長年にわたり続いていた実態もあった。
出典
- ^ 防衛省改革会議
- ^ 記憶装置なしパソコン3万台、海自に導入(日本経済新聞2008年2月10日朝刊第一面記事より)
- ^ a b c 共同通信社会部編 『沈黙のファイル 「瀬島龍三」とは何だったのか』 新潮文庫 p.273-275
- ^ 防衛省報道資料(2008年3月21日)
- ^ イージス艦情報漏洩、元自衛官の有罪確定 へ
- ^ 櫻井よしこ (2011年11月11日). “「中国の狙う新潟での大中華街構想」”. 櫻井よしこ. 2011年11月13日閲覧。
- ^ 元陸自幹部ら書類送検、ロシア側に情報漏洩容疑(産経ニュース:2015/12/4)
- ^ ロシア元駐在武官に内部文書渡した元陸将ら起訴猶予、NHKニュース 2015年12月18日
- ^ 防衛省発令(将人事)、2015年12月4日
- ^ 防衛省人事発令(将人事:2015/12/22)
- ^ ロシア駐在武官に情報漏洩容疑 陸自元陸将ら7人、きょう書類送検(産経ニュース) 2015/12/4
- ^ a b c “早期警戒機の機密情報を漏洩 容疑で空自元幹部を逮捕 警視庁”. 産経新聞 (2020年1月17日). 2021年10月23日閲覧。
- ^ “空自元幹部を起訴 早期警戒機情報漏洩事件 東京地検”. 産経新聞 (2020年2月7日). 2021年10月23日閲覧。
- ^ “「特定秘密」漏洩、海自1佐を書類送検し免職 防衛省”. 日本経済新聞. (2022年12月26日) 2022年12月26日閲覧。
- ^ “海自1佐を懲戒免職 特定秘密漏えいで、防衛省が初公表”. 毎日新聞. (2022年12月26日) 2022年12月26日閲覧。
- ^ “元海自1佐を不起訴処分に 初摘発の特定秘密漏洩容疑で横浜地検”. 朝日新聞. (2023年3月14日) 2023年3月14日閲覧。
- ^ “元海自1佐を不起訴 「特定秘密」漏えい問題―横浜地検”. 時事ドットコム. (2023年3月14日) 2023年3月14日閲覧。
- ^ 「共用PCに秘密情報、1等海尉を処分」(2007年10月19日付産経新聞朝刊第一面記事)
- ^ 「規則違反100件、海自の検査で判明」(2007年10月20日付産経新聞朝刊第一面記事)
- ^ “海賊対処の海自護衛艦艦長を更迭 SNSで寄港地情報明かす” (2019年6月6日). 2019年5月26日閲覧。
- ^ “寄港地情報をSNSに投稿 護衛艦の前艦長、停職7日” (2019年6月30日). 2019年6月24日閲覧。
- ^ “機関銃部品の図面が中国流出、住友重機 官房長官「大変遺憾」”. 産経新聞. 2021年5月21日閲覧。
- 1 防衛秘密の漏洩とは
- 2 防衛秘密の漏洩の概要
- 3 脚注
- 防衛秘密の漏洩のページへのリンク