関啓子 (言語聴覚士)
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関 啓子(せき けいこ、1952年 - )は、日本の言語聴覚士である。半側空間無視などの高次脳機能障害の研究で知られるが、自身もまた高次脳機能障害の当事者となる。2013年からは、その経験を踏まえ、三鷹高次脳機能障害研究所を設立し、高次脳機能障害に対するリハビリテーションと相談にあたっている。学位は、博士(医学)(東邦大学・1995年)。日本メロディックイントネーションセラピー協会(日本MIT協会)会長。失語症者の発話改善・促進のため、節回しやリズムといった音楽的要素を用いて音楽を用いるリハビリ手法、メロディックイントネーションセラピー(MIT)の日本語版(MIT-J)の開発に携わり、普及活動に努めている。MIT-Jを施せる人材育成のため、MIT-Jオンラインセミナーの開講、資格認定、実地研修を行っている中心的人物である。[1][1]
- ^ 吉村敬介 (2021年7月27日). “失語症のリハビリ普及を オンラインで人材育成 音楽要素のMIT”. 47NEWS. 共同通信社
- ^ 「三鷹高次脳機能障害研究所長 関啓子氏(1) 「私の使命」言語聴覚士になる」『日本経済新聞』2016年7月17日
- ^ 「今を輝く同窓生たちのインタビュー 第39回」国際基督教大学同窓会、2013年7月17日.
- ^ 「この人に聞く13」東洋英和女学院広報誌「楓園」63号、2011年.
- ^ 「回復の可能性伝えたい 「内側」から見た脳卒中 言語聴覚士の関啓子さん」『共同通信』2013年12月17日.
- 1 関啓子 (言語聴覚士)とは
- 2 関啓子 (言語聴覚士)の概要
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