計量経済史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 10:23 UTC 版)
計量経済史(英: cliometrics)は、計量経済学の手法を経済史の研究に応用したものであり、ダグラス・ノースらによって形成された。なお、(記述統計を主に用いる)数量分析と(モデルを用いる)計量分析とを峻別する立場からは、「cliometrics」と「計量経済史」を同一視することに批判も出されている。英語圏のcliometricsに関する論文で計量モデルを用いたものの比率が、近年はそれほど高くないためである。こうしたことを踏まえる論者は、「cliometrics」に「数量経済史」という訳語をあてているようである。
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