行旅死亡人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 10:16 UTC 版)
行旅死亡人(こうりょしぼうにん)とは、日本において、行旅中死亡し引き取り手が存在しない死者を指す言葉で、行き倒れている人の身分を表す法律上の呼称でもある。また、本人の氏名または本籍地・住所などが判明せず、かつ遺体の引き取り手が存在しない死者も行旅死亡人と見なす。「行旅」とあるが、その定義から必ずしも旅行中の死者であるとは限らない。なお、「行路死亡人」は誤り。
- ^ 明治三十二年勅令第二百七十七号(行旅病人死亡人等ノ引取及費用弁償ニ関スル件) - e-Gov法令検索
- ^ 池田のヨコハマ映画祭受賞作『人魚伝説』の舞台になった志摩市大王町波切の海岸近くで遺体が発見されており、ニュースにもなった。“映画監督の池田敏春さんが三重・志摩の海で転落死か”. スポーツニッポン. (2011年1月28日). オリジナルの2011年1月30日時点におけるアーカイブ。
- ^ 平成写真文庫、2005年、ISBN 978-4990240721
- ^ a b 鈴木忠義「2000年代後半における「行旅死亡人の公告」の特徴 : 「病院・福祉施設」での死亡ケースを中心に」『長野大学紀要』第36巻第2号、長野大学、2014年11月、89-103頁、CRID 1050001337566152192、ISSN 0287-5438、NAID 120005579043、2023年11月13日閲覧。
- 1 行旅死亡人とは
- 2 行旅死亡人の概要
- 3 概要
- 4 法律の下での身分
- 5 関連項目
- 行旅死亡人のページへのリンク