蛇の舌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 10:31 UTC 版)
王セオデンが老境にさしかかった時、かれは後に「蛇の舌」と呼ばれることになる助言者グリマを置いた。グリマはすぐさまセオデンの信頼を得たが、誰にも知られずにサルマンのために働いていた。彼は、王自身やローハンのさらなる弱体化への王の怖れに働きかけ、攻撃が必要だった時に退却を助言した。さらに、かれは王をこの時期に毒殺しようとしたかもしれない。これは、ローハンには悲惨なことで、さらにゴンドールに対しても最も強い同盟国を奪うことで破滅的な事態を呼び寄せるところだった。ガンダルフが指輪戦争の時にエドラスに来るまで、蛇の舌グリマの計画は明るみに出ることはなかった。
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