薄桜記
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『薄桜記』(はくおうき)は、五味康祐の時代小説。『産経新聞』夕刊に1958年7月から1959年4月にかけて連載され、新潮社から1959年に刊行、新潮文庫より1965年に文庫化された。2007年9月に改版、現在まで刊行されている。高田馬場の決闘や赤穂浪士による吉良邸討ち入りを背景に、2人の剣士・丹下典膳と堀部安兵衛の友情や、上杉家江戸家老の名代・長尾竜之進の妹・千春をめぐる悲恋が描かれる。1927年に連載開始した林不忘の時代小説丹下左膳シリーズや新版大岡政談『魔像篇』に類似する点も見受けられる。
注釈
- ^ 『NHKが映した沖縄』を放送するため毎週木曜22:00 - 22:43で放送。
- ^ 2011年度と2012年度前期は定時枠の扱いとしては廃止扱いだった総合テレビでの娯楽時代劇の本格再開第1弾である。
出典
- ^ “山本耕史:BS時代劇「薄桜記」で再び剣豪役に 「日本人の原点のような生き方」”. MANTANWEB (MANTAN). (2012年6月29日) 2019年8月11日閲覧。
- ^ “山本耕史:BS時代劇は戦隊物「強くなければ」 地上波で「薄桜記」再放送”. MANTANWEB (MANTAN). (2012年10月31日) 2019年8月11日閲覧。
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