萩バスセンター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/10 09:17 UTC 版)
萩バスセンター(はぎバスセンター)は、山口県萩市大字唐樋町11-2にあるバスターミナルである。バスの行き先表示には単に「萩センター」と称されることもあるほか、地元では単に「センター」と呼ぶ場合もある。萩市を通過する鉄道である山陰本線が萩市街地を大きく迂回して敷設されている[注 1]ため、市街地へのアクセスを補完する目的で設けられた。萩市を運行エリアの一部とする防長交通によって運営されている。
- ^ これをいわゆる鉄道忌避伝説に結びつける向きがあるが[1]、鉄道史研究家の青木栄一によると、萩市における山陰本線の開通年度が1925年(大正14年)と、鉄道の利便性が社会に十分認知されて久しい時期であることから、鉄道忌避が起きる可能性はまずなく、土地取得が困難な市街地を避けて南側の水田地帯に線路を敷設したためである[2]。
- ^ 浅井建爾 (2004). 鉄道の歴史がわかる事典. 日本実業出版社. p. 46 - 47
- ^ 青木栄一 (2006). 鉄道忌避伝説の謎 汽車が来た町、来なかった町. 吉川弘文館. p. 205
- ^ “路線バスのご利用について(ICカード・バスカードのご案内)|路線バス|中国ジェイアールバス株式会社”. www.chugoku-jrbus.co.jp. 2022年1月7日閲覧。
- ^ “山口県内におけるバス接近情報サイトの変更について”. 2022年1月7日閲覧。
- ^ “木間・山田地区乗合タクシーの運行を開始します!”. 2020年3月30日閲覧。
- 1 萩バスセンターとは
- 2 萩バスセンターの概要
- 3 施設
- 4 高速バス・特急バス
- 5 脚注
固有名詞の分類
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