船橋東映とは? わかりやすく解説

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船橋東映

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 03:56 UTC 版)

船橋東映
Funabashi Toei
情報
正式名称 船橋東映
旧名称 蓬莱座
船橋新興映画劇場
開館 1944年
閉館 1981年
用途 映画上映
所在地 千葉県船橋市本町3丁目5-29
(現況はマンション「グレイスコート船橋」)
最寄駅 京成船橋駅
最寄バス停 京成バスシステム「本町通り」停留所
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船橋東映(ふなばしとうえい)は、かつて千葉県船橋市にあった東映系列の映画館

歴史・概要

大正時代に創設された演芸場「蓬莱座」を前身に、1944年、船橋市本町4丁目にて「船橋新興館」として映画館事業を開始[1]1950年代に「新興映画劇場」と改称[1]した後、1963年頃に東映の直営館となり、船橋東映劇場となる[注 1]。だがこの頃には船橋市内の映画館が減少傾向となり、本町3丁目に移った1973年の時点では船橋東映、船橋国際劇場、船橋名画座、船橋日活の4館と、千葉市や銚子市、松戸市に差を付けられていた[注 2]。船橋東映は1981年頃に閉館となり、跡地にはマンション「グレイスコート船橋」が1991年に竣工した[1]

その後、1993年頃から船橋ららぽーとショッピングセンター(現:ららぽーとTOKYO-BAY)内に「船橋ららぽーと東映」(180席)と「船橋ららぽーとミラノ」(104席)の2スクリーンを新設。既存のららぽーと東宝、ららぽーと松竹等と共に10スクリーンのシネマコンプレックス方式で営業していたが[注 3]2004年7月16日TOHOシネマズ直営の「TOHOシネマズ船橋ららぽーと」に統一。さらに2013年11月22日の移転リニューアルで「TOHOシネマズららぽーと船橋[5]となり現在に至っている。

脚注

注釈

  1. ^ 1963年の映画館(関東地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[2]
  2. ^ 1973年の映画館(関東地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[3]
  3. ^ 1995年の映画館(関東地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[4]

出典

  1. ^ a b c 『目で見る船橋の100年』郷土出版社、2007年、p.106
  2. ^ 『映画年鑑 1963年版 別冊 映画便覧 1963』時事通信社、1963年。
  3. ^ 日本映画製作者連盟配給部会『映画年鑑 1973年版別冊 映画館名簿』時事映画通信社、1972年。
  4. ^ 日本映画製作者連盟配給部会『映画年鑑 1995年版別冊 映画館名簿』時事映画通信社、1994年。
  5. ^ 「TOHOシネマズららぽーと船橋」2013年11月下旬オープン予定 10スクリーン、約1,900席の映画館』(PDF)(プレスリリース)TOHOシネマズ株式会社、2013年7月25日https://www.tohocinemas.co.jp/news/pdf/2013/130725a.pdf2021年3月21日閲覧 



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