自由放任とは? わかりやすく解説

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じゆう‐ほうにん〔ジイウハウニン〕【自由放任】

読み方:じゆうほうにん

各人思いのまま任せて干渉束縛統制などをしないこと。「子供の—はよくない


レッセフェール

(自由放任 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 14:55 UTC 版)

レッセフェール: laissez-faire[注 1][注 2])とは、フランス語で「なすに任せよ」の意。経済学で頻繁に用いられており、その場合は「政府が企業や個人の経済活動に干渉せず市場のはたらきに任せること」を指す。自由放任主義(じゆうほうにんしゅぎ)と一般には訳される。


注釈

  1. ^ フランス語: [lɛsefɛʁ] ( 音声ファイル) レセフェーフ
  2. ^ イギリス英語発音:[ˌleseɪ ˈfeə(r)] レ(ッ)セイ・フェー、アメリカ英語発音:[ˌleseɪ ˈfer] レ(ッ)セイ・フェ
  3. ^ ケインズの弟子にあたるジョーン・ロビンソンは、著書『経済学の考え方』(1962年)中で自由放任主義はケインズが初めて否定したとする。
  4. ^ 根井雅弘の著作では、マーシャルも自由放任を否定していたとする。もっとも、これらの主張は、根井雅弘が、1976年にノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者ミルトン・フリードマン(1912年 - 2006年)を痛烈に批判した上で、経済学者ジョン・ケネス・ガルブレイス(1908年 - 2006年)のような「バランスの感覚」が必要であることを指摘する文脈の中で行われている[要出典]

出典

  1. ^ フランスの経済学者財政家のヴァンサン・ド・グルネー(Vincent de Gournay、1712年 - 1759年)など。
  2. ^ 橘木俊詔 『朝日おとなの学びなおし 経済学 課題解明の経済学史』 朝日新聞出版、2012年、20頁。


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