美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜
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『美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜』(びしゅうのだいち〜ふくしゅうのためにかおをすてたおんな〜)は、藤森治見による日本の漫画作品。『まんがグリム童話』(ぶんか社)にて[1]、2016年4月号より連載中。
- ^ a b c d “デジタル版80万DL超の復讐譚「美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年7月16日) 2022年8月7日閲覧。
- ^ “ぶんか社&海王社が“待てば無料”のスマホ向けマンガサイトをリリース”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年7月1日) 2022年8月7日閲覧。
- ^ a b c d e “ビーグリー、ぶんか社の人気漫画「美醜の大地」のカジュアルゲームアプリ『美醜の大地-復讐ミステリー』をリリース 漫画作品のプロモの一環で”. gamebiz. ゲームビズ (2021年6月8日). 2022年8月7日閲覧。
- ^ a b c d e f “ぶんか社の公式YouTubeチャンネル「禁断書店」が本日3月1日オープン。「美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜」をはじめ電子書籍で人気の作品が続々配信!”. PR TIMES (2022年3月1日). 2022年8月7日閲覧。
- ^ “『まんが王国』2022年上半期人気漫画ランキング公開 映像化作品が多数ランクイン!”. PR TIMES (2022年6月16日). 2022年8月7日閲覧。
- ^ ハナは学校の成績は良く、これをいじめグループ(特にサチ)から妬まれた様子。他、体のスタイルが良いことにも彼女らから目をつけられていたらしく、教師の中西や見ず知らずの男性を唆して利用した性的いじめにも遭っている。ハナのスタイルの良さについては中西と鶴田から評価されている。
- ^ 乗船した際にいじめグループ達が皆の前でハナを泥棒呼ばわりし、これを聞いた他の乗客達から警戒され、船から追い出されてしまった(引揚者は全財産を持って乗船している者が多いため)。その後、ハナ一家は翌日やってきた別の船に乗船する事が出来たが、この船は本土に着く直前に砲撃を受けて転覆した。
- ^ 主に遠巻きから仮面を纏った姿でターゲットの前に現れ、パニック状態に陥れている。
- ^ 女学校時代は定期試験でハナと並んで学年首席であった。
- ^ 婚約者・清二郎の異常性癖に付き合い、彼を加虐しているが、清二郎が喜んでいるのに対し、絢子は無表情で事務的である。
- ^ 羨望と嫉妬を織り交ぜて発した言葉。ハナの生存と顔を変えたことを知らずに菜穂子(ハナ)と邂逅した際も彼女に「きれい」と言い、執拗に追跡した。ハナの何に美しさを見出し、執着しているかは今のところ不明。
- ^ 離別時、菊乃の自認性に理解を示さない両親が回想で描かれ、父親が襟に『植木』『盆栽』と入った法被を着ていたことから菊乃の実家は園芸業を営んでいたと思われる。
- ^ 実母と異父妹・絢子は生き写しの美女だが、深見も同様の美形で、綿貫からは「美青年」、鶴田からは「色男」と評されている。
- ^ 内戚か外戚かは明らかではないが、叔父の容姿が父親に似ているためおそらく内戚の叔父と思われる。
- ^ 養父には愛人がおり、妻子を邪魔に思っていたようで本件に関して一切不問であった。
- ^ 絢子に嗜虐され服従して喜んでいるが、それ以外の者(使用人もしくは加也が用意した女性、彼は「お人形」もしくは「玩具」と称している)は逆に鎖や縄で緊縛し鞭で打ち付ける、排泄を我慢させる等して嗜虐し、喜びを得ている。後に加也の話で事情を知った敏恵からは変態呼ばわりされた。
- ^ 双子で揃って清二郎に幼少から仕えており、表沙汰にできない秘密を分ち合っているためか距離が近く、清二郎によると「使用人というか幼なじみとか友人に近い存在」で非常に信頼されている。
- ^ 本来から感情が高ぶると周囲が見えなくなる性質で、回想描写においてハナへのいじめが過剰な暴力になるとサチと百子から制止されている。
- ^ サチの祖母、サチの面倒を見ていた隣人夫婦、喫茶店のマスターを殺害するほか、サチの幼い息子・進司を人質にとるなど。
- ^ 敏恵とスミ子はハナへのいじめに積極的で暴力を振るうことや刃傷を厭わなかったが、サチと百子はそこまで積極的ではなく上記2人のいじめ方が過剰になった時は制止していた。
- ^ 樺太の唯一存在していた市である豊原市に住んでいたらしい。
- ^ 百子の親や祖父母の話によると、百子が熊蔵と結婚後に何人か子供を産んで、そのいずれかの子を将来の小倉家の跡取りとして引き取るという考えである事が語られている。
- ^ 杏一郎(菊乃)は車を運転中に道に迷ってしまったふりをして百子に近付いた。杏一郎は「僕も親が勝手に決めた相手と政略結婚させられそうになっている」と百子と似た境遇であると話して百子の心を掴んだ。
- ^ 杏一郎と駆け落ちし、宿に宿泊した際に百子は彼から「緊張をほぐす飴」と称した錠剤(何らかの薬物と思われる)を与えられて意識が朦朧となった状態の中で婚姻届に署名を求められて百子は署名をしているが、この時に百子が署名した紙は実際には婚姻届ではなく「借金のカタに売春宿で働く」事を承諾した証文であった。
- ^ 作中ではこの薬品の名前は明かされていない。百子には「よく眠れるようになる薬」と称して勧めている。
- ^ 借金を完済したのか、精神の崩壊によって解雇されたのかは明らかにされていない。
- ^ 家族構成はスミ子の他、両親と妹が1人の4人家族。
- ^ 男性客達はスミ子の容姿以外は評価していなかったらしく、後の事件で入院した時は綿貫以外の客は誰も彼女を見舞わなかった。
- ^ 初期の苗字の読みは「せお」。
- ^ 絢子もハナと同様にサチより成績優秀だったが、美しく家柄が良いため別格だと考えていた。
- ^ 加也・森哉の存在からして、清二郎の相手を続けていればサチも嬲り殺されて死を隠蔽される可能性があった。
- ^ 事件後、常岡の妻が綿貫からの電話に対応している。
- ^ 他、いじめに加わったことに罪悪感を抱いていないのに、表面上の謝罪をして許してもらおうとする厚かましさもハナの癇に障った。
- ^ 盗品は高齢女性が持っていた翡翠の首飾り。ヤエ子の窃盗を知ったハナが被害者女性にヤエ子が女性の翡翠のネックレスを盗んだ事を知らせていた。
- ^ 敏恵はハツ殺害後、おそらく家屋内を勝手に物色し、住所が書かれたものを見つけてサチがいる小樽市に向かったと思われる。
- ^ 相原の遺体を解体するよう敏恵から命じられるが、サチが泣いて拒否していたところに清二郎からの「絢子を階段から突き落とした犯人を捜して連れてくる」依頼で動いていた加也・森哉が現れ、2人に情報交換を条件に森哉が解体を代行した。
- ^ 露わになった敏恵の顔を見て驚きのあまりに「化け物」と失言してしまい、それも彼女の逆鱗に触れてしまった。
- ^ 凶器を片手に常岡に復讐を仕掛けようとした際、遠巻きからハナに引き止められており、田中が止めてくれたのかと思っていた。
- ^ “美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜 1”. ぶんか社. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜 2”. ぶんか社. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜 3”. ぶんか社. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜 4”. ぶんか社. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜 5”. ぶんか社. 2022年8月7日閲覧。
- 1 美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜とは
- 2 美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜の概要
- 3 ゲーム
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