細川嘉六
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細川 嘉六（ほそかわ かろく、1888年〈明治21年〉9月27日 - 1962年〈昭和37年〉12月2日）は、日本のジャーナリスト・政治学者。日本共産党参議院議員。
注釈
- ^ のちに朝日町立泊小学校となり、1994年に朝日町立さみさと小学校に統合されて閉校。
- ^ 父の死去は『スモモの花咲くころに 評伝細川嘉六』の別の箇所の記述では1902年9月[6]。
- ^ 「細川嘉六 年譜」では高等小学校卒業を「1902年」と記しているが、通常の学齢からみて1年早いこと、また「河童自伝」において「卒業の前の年に父が死去した」「16歳（数え年とみられる）の年に卒業した」と記している点と、父の死去年月が前記の通り「1902年9月」とある点に鑑み、年譜の誤記として扱う。
- ^ 細川は「準教員」と述べている[7]。
- ^ 細川によると、砲兵工廠付近にたむろし、「親分」と呼ばれる人物（手配師）に選ばれると工廠内でのトロッコ押しなどの仕事ができた一方、選ばれずに仕事にあぶれることも少なくなかった[9]。
- ^ 新渡戸の修養論が、結果として立身出世主義の横行や、「偏狭な道徳主義」を学内に生んだことを問題視したと細川は回想で述べている[11]。
- ^ 細川は、矢内原が後年「余の尊敬する人物」で記した新渡戸退任をめぐる内容が当時の事実や考え方とは「まるで反対」と述べている[11]。
- ^ 1924年に富山県で発行されていた「北陸めざまし新聞」に掲載されたゴシップ記事では、洋行を考えていたがすぐにはできないという理由で退職したと記された[12]。
- ^ 当時経済学部助教授だった大内兵衛は、1962年12月8日に青山葬儀所で営まれた細川の葬儀の折の弔辞で「ストライキで読売をやめてもう一度勉強するといってわれわれの仲間に入ってきた」と述べている[16]。
- ^ 米騒動関連の資料は、2019年時点では大原社会問題研究所が保有している[20]。
- ^ 『スモモの花 咲くころに 評伝細川嘉六』では「泊・横浜事件」という名称を使用している。
- ^ 第1回参議院議員選挙の当選者に限って、日本国憲法の「3年ごと半数改選」の規定に合わせて、得票下位の半分の議員が改選となった。
出典
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 5–7.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 28.
- ^ a b c 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 27–31, 第一章 わが故郷.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 36, 第一章 わが故郷.
- ^ a b c d 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 40–42, 第一章 わが故郷.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 240, 第六章 偲ぶ.
- ^ a b c d e f g 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 48–55, 第一章 わが故郷.
- ^ a b c d 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 240, 細川嘉六 年譜.
- ^ a b 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 48–52, 第一章 わが故郷.
- ^ a b c d 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 56–61, 第一章 わが故郷.
- ^ a b c d e 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 62–67, 第一章 わが故郷.
- ^ a b c d 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 85–87, 第二章 道を求めて.
- ^ a b c 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 89, 第二章 道を求めて.
- ^ a b c d 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 241, 細川嘉六 年譜.
- ^ a b c 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 90, 第二章 道を求めて.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 208, 第五章 戦後を生きる.
- ^ a b c 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 91–95, 第二章 道を求めて.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 99–101, 第二章 道を求めて.
- ^ a b 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 116–117, 第二章 道を求めて.
- ^ a b c d e 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 243, 細川嘉六 年譜.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 125–126, 第三章 時代に問う.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 128, 第三章 時代に問う.
- ^ a b 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 131, 第三章 時代に問う.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 132, 第三章 時代に問う.
- ^ a b c 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 134–136, 第三章 時代に問う.
- ^ a b c 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 242, 細川嘉六 年譜.
- ^ a b 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 136–138, 第三章 時代に問う.
- ^ a b 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 170–173, 第四章 弾圧と戦う.
- ^ a b c 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 142–145, 第三章 時代に問う.
- ^ a b 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 153–155, 第三章 時代に問う.
- ^ a b c d 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 166–168, 第四章 弾圧と戦う.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 175–176, 第四章 弾圧と戦う.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 182, 第四章 弾圧と戦う.
- ^ a b 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 183–184, 第四章 弾圧と戦う.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 185, 第四章 弾圧と戦う.
- ^ a b c d 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 197–199, 第五章 戦後を生きる.
- ^ 藤野豊, 黒川みどり & 徳永高志 1988, p. 4.
- ^ 『国政選挙総覧：1947-2016』539頁。
- ^ a b 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 200, 第五章 戦後を生きる.
- ^ 『国政選挙総覧：1947-2016』541頁。
- ^ 『国政選挙総覧：1947-2016』136-137頁。
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 248, 細川嘉六 著作翻訳一覧.
- ^ a b c d 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 203–205, 第五章 戦後を生きる.
- ^ a b 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 211–212, 第五章 戦後を生きる.
- ^ 服部敏良「近代有名人の死因一覧」『事典有名人の死亡診断 近代編』付録、吉川弘文館、2010年、25頁。
- ^ a b 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 206–210, 第五章 戦後を生きる.
- ^ 所蔵資料の解説 - 東京大学社会科学研究所図書室（2022年1月5日閲覧）
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, pp. 9–11, 刊行にあたって.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 25, 第一章 わが故郷.
- ^ 金澤・向井・瀨谷・西村 2019, p. 228, 第六章 偲ぶ.
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