第五十八号駆潜艇とは? わかりやすく解説

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第五十八号駆潜艇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/12 04:28 UTC 版)

第五十八号駆潜艇[注釈 2](だいごじゅうはちごうくせんてい)は、日本海軍駆潜艇。普遍的には第二十八号型駆潜艇の最終艇(31番艇)とされているが、海軍省が定めた艦艇類別等級では第十三号型駆潜艇の46番艇[注釈 3]。基本計画番号K8Bによる駆潜艇の建造は本艇を最後として終了し[注釈 4]、以後の建造は簡易化をさらに推進した基本計画番号K8C(第5341号艦型)に移行した。


  1. ^ この数字は法令上の定員であり、特修兵や臨時増置された人員を含まない。
  2. ^ 本来の艇名表記は第五十八號驅潛艇。以下、「第五十八号駆潜艇」の表記部について同じ。
  3. ^ a b 本艇が艦艇類別等級別表に登載された1943年8月31日時点で第13号駆潜艇、第25号駆潜艇、第27号駆潜艇の3隻が除籍済み、第55号駆潜艇、第56号駆潜艇、第57号駆潜艇の3隻が艦艇類別等級別表未登載のため法令上は第十四号型の40番艇である。これら6隻を含めた場合、本艇は第十三号型の通算46番艇となる。
  4. ^ 各建艦計画の仮称艦名順で見た場合の「最後」。日付順ならば函館船渠建造分の第57号駆潜艇が起工竣工ともに基本計画番号K8Bの最終艇となる。
  5. ^ 戦史叢書『大本営海軍部・聯合艦隊(6) -第三段作戦後期-』附表による。『第四海上護衛隊/沖縄方面根拠地隊戦時日誌』では、1944年4月から1945年3月までの間、本艇の行動に関する記述が一切存在しない。
  6. ^ 1945年4月-5月分『第四海上護衛隊戦時日誌』、別紙第二「麾下艦船部隊ノ行動」による。
  1. ^ 昭和18年12月11日付 海軍公報(部内限)第4563号。
  2. ^ a b 第十八戦隊戦時日誌(昭和19年6月1日-30日)。
  3. ^ 昭和19年6月10日付 大海指第391号。
  4. ^ 第一海上護衛隊戦時日誌(昭和19年7月1日-31日)。
  5. ^ a b 第一海上護衛隊戦時日誌(昭和19年8月1日-31日)。
  6. ^ 特設敷設艦高榮丸戦時日誌(昭和20年3月1日-31日)。


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