眠り (村上春樹)
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「眠り」(ねむり)は、村上春樹の短編小説。のちに『ねむり』の題で絵本として改稿したものが出版された。
注釈
- ^ 長編小説『アフターダーク』で主人公のマリが、基本的には死んでしまったらあとは無しかないと思っていると言い、「無というのは絶対的に何もないということだから、とくに理解も想像もする必要ないんじゃないでしょうか」と意見を述べると、ラブホテルの従業員であるコオロギは次のように答える。「でもね、もし万が一やで、それが理解やら想像やらをしっかり要求する種類の無やったらどうするの? マリちゃんかて死んだことないやろ。そんなん実際に死んでみなわからへんことかもしれんで。」[2]
- ^ カット・メンシックと村上のコンビの作品はほかに、『Die Bäckereiüberfälle』(2012年3月刊行。日本語版は「パン屋を襲う」)、『Die unheimliche Bibliothek』(2013年8月刊行。日本語版は「図書館奇譚」)がある。
出典
- ^ FICTION SLEEP BY HARUKI MURAKAMI. March 30, 1992The New Yorker
- ^ 『アフターダーク』講談社、2004年、237-238頁。
- 1 眠り (村上春樹)とは
- 2 眠り (村上春樹)の概要
- 3 絵本『ねむり』
「眠り (村上春樹)」の例文・使い方・用例・文例
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