男はつらいよ_柴又より愛をこめてとは? わかりやすく解説

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男はつらいよ 柴又より愛をこめて

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 01:50 UTC 版)

男はつらいよ 柴又より愛をこめて』(おとこはつらいよ しばまたよりあいをこめて)は、1985年12月28日に公開された日本映画。『男はつらいよ』シリーズの36作目。タイトルは『007 ロシアより愛をこめて』から。20作ぶりに“寅次郎“が入らないタイトルとなった。


注釈

  1. ^ ただしタコ社長のテレビ出演は途中で泣き崩れたり司会者を遮って叫び出すなど散々なもので、あけみの連絡も最初の目的はタコ社長に「あんなみっともないこと、もうしないで」と伝えることだった。
  2. ^ 真知子は、夕暮れの田舎道で家庭的な情景を見せられると寂しさを感じるというたとえ話をする寅次郎が独身であると看破する。
  3. ^ 酒井と結婚したあとの友人が「ぶくぶく太っちゃって、身なりは構わなくなって、もうすっかり普通のおばさんになっちゃってね。でも、ニコニコ笑って幸せそうなの」、「彼女がとってもうらやましかった」と真知子は評している。寅次郎は、その友人の姿をさくらのようだと感じている。
  4. ^ この「情熱」、「安定」の両者を、「恋のために何もかも捨てるような非日常を生きる面」、「平凡な日常を粛々と生きる面」のように表現している書物(『「男はつらいよ」の幸福論』p.71)もある。
  5. ^ 前掲『「男はつらいよ」の幸福論』(p.71)は、寅次郎の返答により「マグマを心の奥底に抱えたまま、穏やかな日常生活をスタートさせる女性が誕生し」たと評している。他方で、「俺のように渡世人風情の男には、そんな難しいことはわからねえ」という寅次郎の言葉をそのまま受け取って、「違った世界に住む人間の恋の悶えを聞いているようで女の話を理解できない」、「『むずかしい』告白をされて返答に窮する」(『完全版「男はつらいよ」の世界』p.286)とする書物もある。

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