田中佳祐

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田中佳祐

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/02/17 02:51 UTC 版)

田中 佳祐（たなか けいすけ、1988年9月6日 - ）は熊本県出身の元陸上競技選手。専門は中・長距離種目。大牟田高等学校、城西大学を経て、富士通陸上競技部に所属した。2012年に開催された第96回日本陸上競技選手権大会及び、2014年に開催された第98回日本陸上競技選手権大会男子1500mの優勝者^[1]。

人物・経歴

• 城西大学4年時に関東インカレ男子1部1500m及び日本インカレ1500mを制し、学生チャンピオンとなった^[2][3]。大学卒業後は富士通陸上競技部に入部。現在までに2012年と2014年の二度1500mで日本選手権を獲得している。
• 1500mでの活躍が目立つが、長い距離にも適性があり、高校時代から駅伝でも活躍している。大学時代には第85回箱根駅伝予選会で個人2位(20.0km)、第86回箱根駅伝では復路のエース区間9区を担当し区間2位(23.2km)と好成績を収めている^[4]。また、世界クロカンにジュニア日本代表として出場した経験も持つ。

自己記録

• 1500m - 3分43秒14　兵庫リレーカーニバル（2014年4月20日）
• 5000m - 13分40秒65　ゴールデンゲームズinのべおか（2015年5月9日）
• 10000m - 28分52秒46 日体大記録会（2012年12月1日）
• ハーフマラソン - 1時間02分38秒 全日本実業団ハーフマラソン（2014年2月16日）
• マラソン - 2時間10分07秒 びわ湖毎日マラソン（2021年2月28日）

^[1]

脚注

1. ^ ^{a b} [1]富士通陸上競技部　選手・スタッフ紹介　田中佳祐
2. ^ [2]第89回関東学生陸上競技対校選手権大会 競技別一覧表
3. ^ [3]天皇賜杯 第79回日本学生陸上競技対校選手権大会 競技別一覧表
4. ^ [4]箱根駅伝公式Webサイト

表 話 編 歴 日本陸上競技選手権大会 男子1500m優勝者
1910年代	13 井手伊吉 14 多久儀四郎 15 多久儀四郎 16 鈴樹忠直(10マイル) 17 加藤富之助 18 多久儀四郎 19 長山英一/麻生武治
1920年代	20 岡崎勝男 21 戸田菊夫 22 沢田金太郎 23 佐藤秀三郎 25 縄田尚門 26 岡田英夫 27 土屋甲子雄 28 久富進 29 津田晴一郎
1930年代	30 津田晴一郎 31 浜田常盛 32 浜田常盛 33 浜田常盛 34 浜田常盛 35 中村清 36 岩淵邦明 37 大森伊三治 38 宮城礼次 39 瀬口聡
1940年代	40 瀬口聡 41 中止 42 瀬口聡 46 高橋進 47 菊池由起男 48 須藤昭次 49 須田昭次
1950年代	50 守屋喜久夫 51 上木道夫 52 室矢芳隆 53 帖佐寛章 54 室矢芳隆 55 帖佐寛章 56 岡山典郎 57 村田成男 58 田中清司 59 田中清司
1960年代	60 薮田学 61 里勝安 62 岩下察男 63 ジャン・ワドー（英語版） 64 岩下察男 65 青葉昌幸 66 岩下察男 67 岩下察男 68 岩下察男 69 太田徹
1970年代	70 水野一良 71 水野一良 72 水野一良 73 水野一良 74 野呂進 75 宮広重夫 76 石井隆士 77 石井隆士 78 重成敏史 79 石井隆士
1980年代	80 石井隆士 81 大塚正美 82 長沼政美 83 羽柴卓也 84 平井豊 85 大塚正美 86 大塚正美 87 荒田祥利 88 中山茂喜 89 モーゲンス・グルトベルク（英語版）
1990年代	90 荒田祥利 91 奥山光広（3:38.88）* 92 奥山光広 93 内冨恭則 94 奥山光広 95 山本豪 96 梅津富浩 97 柴田清成 98 フィラマン・ハンネック（英語版） 99 佐藤清治
2000年代	00 木實淳治 01 小林史和 02 小林史和 03 辻隼 04 辻隼 05 小林史和 06 小林史和 07 小林史和 08 小林史和 09 上野裕一郎
2010年代	10 村上康則 11 井野洋 12 田中佳祐 13 秋本優紀 14 田中佳祐 15 荒井七海 16 戸田雅稀 17 館澤亨次 18 館澤亨次 19 戸田雅稀
2020年代	20 館澤亨次 21 河村一輝 22 飯澤千翔
*は大会記録 100m 200m 400m 800m 1500m 5000m 10000m 3000mSC 110mH 400mH

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