海法師とは? わかりやすく解説

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海坊主

(海法師 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 05:50 UTC 版)

海坊主(うみぼうず)は、に住む妖怪、海の怪異。「海法師(うみほうし)」、「海入道(うみにゅうどう)」と呼ばれるものも含まれる。


注釈

  1. ^ 「鮫」の字は原典で原字が脱落しており、『江戸怪談集 上』(岩波書店、1989年)にて編・校注者の国文学者高田衛による補足。
  2. ^ 「独り女房」とは、舟の乗員の中に女性が1人しかいないことをいい、航海上の禁忌のひとつとされていた。

出典

  1. ^ a b c 草野巧『幻想動物事典』新紀元社、1997年、47頁。ISBN 978-4-88317-283-2 
  2. ^ a b c d e 村上健司編著『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、62頁。ISBN 978-4-620-31428-0 
  3. ^ a b 岩井宏實監修『日本の妖怪百科 2 水の妖怪 絵と写真でもののけの世界をさぐる』河出書房新社、2000年、36-37頁。ISBN 978-4-309-61382-6 
  4. ^ 多田克己『幻想世界の住人たち IV 日本編』新紀元社〈Truth in fantasy〉、1990年、163頁。ISBN 978-4-915146-44-2 
  5. ^ 山口敏太郎、天野ミチヒロ『決定版! 本当にいる日本・世界の「未知生物」案内』笠倉出版社、2007年、109頁。ISBN 978-4-7730-0364-2 
  6. ^ 『異界の闇に蠢く百鬼夜行の伝説妖怪の本』 1999年3月1日 BOOKSESOTERICA発行 224ページ
  7. ^ 千葉幹夫『妖怪お化け雑学事典』講談社、1991年、66頁。ISBN 978-4-06-205172-9 
  8. ^ a b 村上健司 (2000), 「妖怪事典」、148頁.
  9. ^ 笹間良彦『図説・日本未確認生物事典』柏書房、1994年、71頁。ISBN 978-4-7601-1299-9 
  10. ^ 寺島良安「介甲部:龜類・鼈類・蟹類」『和漢三才図会 : 105巻首1巻尾1巻』 32巻、1712年、巻46、07葉裏https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2596379/27 
  11. ^ 寺島良安「和尚魚(おしょういお) ・海坊主 」『和漢三才図会』 7巻、島田勇雄; 樋口元巳; 竹島淳夫(訳注)、平凡社、1985年、148–149頁https://books.google.com/books?id=ft4EAAAAMAAJ&q=和尚魚。"『三才図会』に、「東洋の大海中に和尚魚というのがいる。状は鼈に似ていて、身体は紅赤色である。潮汐(水)に乗ってやってくる」(鳥獣六巻)とある。"。 
  12. ^ 池田四郎次郎「海人(カイジン)」『故事熟語大辭典』寳文館、1913年、197頁https://books.google.com/books?id=2DdPAAAAYAAJ&pg=PP447 
  13. ^ a b 池田四郎次郎「海和尚(カイオシヤウ)」『故事熟語大辭典』寳文館、1913年、197頁https://books.google.com/books?id=2DdPAAAAYAAJ&pg=PP447 
  14. ^ a b 村上健司 (2000), 「妖怪事典」、59頁.
  15. ^ 日尾荊山. “日本随筆大成第一期 15巻 燕居雑話”. 怪異・妖怪伝承データベース. 国際日本文化研究センター. 2008年12月28日閲覧。
  16. ^ 村上健司 (2000), 「妖怪事典」、80頁.
  17. ^ ばいゝん「迷信の動植物」『台湾慣習記事』第3巻第11号、1903年。 
  18. ^ 今野圓輔編著『日本怪談集 -妖怪篇-』社会思想社〈現代教養文庫〉、1981年、117-118頁。ISBN 978-4-390-11055-6 
  19. ^ 角幡唯介が北極の氷海で見た 恐ろしい妖怪海坊主の正体 | 角幡唯介の「あの時、あの場所で。」
  20. ^ 那谷敏郎 『「魔」の世界』 講談社学術文庫 2003年 ISBN 4-06-159624-1 p.243


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