歎異抄
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『歎異抄』(たんにしょう)は、鎌倉時代後期に書かれた日本の仏教書である。作者は、親鸞に師事した河和田の唯円とされる。書名は、親鸞滅後に浄土真宗の教団内に湧き上がった親鸞の真信に違う異義・異端を嘆いたものである。『歎異鈔』とも。
- ^ a b 塩谷 2012, pp. 39–42.
- ^ 塩谷 2012, p. 40.
- ^ a b 塩谷 2012, pp. 36–40.
- ^ a b 金子大栄 校注『歎異抄』、岩波文庫、1999年8月5日 第93刷、 pp.28-29.
- ^ 尾野 2021, p. 626.
- ^ 左右無く…「むやみ」にの意。
- ^ 松本志郎『新訳 歎異抄』p.12-13
- ^ 末木 2009, p. 241.
- ^ 遠藤 1998, pp. 69–71.
- ^ 遠藤 1998, pp. 65–66.
- ^ 『めでたき仏の御ちかいのあればとて、わざとすまじきことどもをもし、おもうまじきことどもをもおもいなんどせば、よくよく、この世のいとわしからず、身のわるきことをもおもいもしらぬにてそうらえば、念仏にこころざしもなく、仏の御ちかいにもこころざしのおわしまさぬにてそうらえば、念仏せさせたまうことも、その御こころざしにては、順次の往生もかたくやそうろうべからん。』(親鸞聖人御消息集(広本)(三))
- ^ 塩谷 2012, p. 33-34.
- ^ 塩谷 2012, pp. 40–42.
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