櫛稲田姫とは? わかりやすく解説

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クシナダヒメ

(櫛稲田姫 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 19:33 UTC 版)

櫛名田比売(くしなだひめ)は、日本神話に登場する女神


出典

  1. ^ 八重垣神社社伝ではヤマタノオロチが退治されるまで森に身を隠したという
  2. ^ 文献によっては順序が異なり、クシナダヒメも一緒に準備を手伝い、準備が終わってから櫛にされる展開のものもある。
  3. ^ 櫛になったままでは、個人としてのクシナダヒメの存在は失われたまま戻ってこない。アシナヅチ・テナヅチからすると肝心の娘がいなくなってしまったのでは本末転倒である。
  4. ^ これは日本最古の和歌とされる。
  5. ^ 「取り成す」・・・(別の物に)変える。作り変える。変身させる。
  6. ^ これは女性が新たな命を生み出す能力を持つことに由来すると考えられ、身体的な性別を指す面が大きい。
  7. ^ 元が女性でも櫛に変えられたら身体的には性別のない物体となるが、ここでは「たとえ性別のない物体に変わっても本質的には女性のまま」と解釈する。
  8. ^ あくまで元はクシナダヒメであるため、直接殺生に関わる武器に変化させるのは不適切だった(仮にクシナダヒメを殺傷能力のある武器に変化させてその武器でオロチに止めをさした場合、クシナダヒメ自身がオロチを殺したことになる)という見方もできる。
  9. ^ 本来の娘の姿では妻として、櫛の姿では所有物として、いずれにしてもオロチ退治の約束が結ばれた時点でクシナダヒメの所有権は両親からスサノオに移っている。
  1. ^ 福島秋穂『記紀載録神話に見える櫛の呪力について』7頁
  2. ^ 福島秋穂『記紀載録神話に見える櫛の呪力について』8頁


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