杵埼 (給糧艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/04 01:56 UTC 版)
杵埼(きねさき)は、日本海軍の特務艦(運送艦)[注釈 3]。杵埼型運送艦の1番艦。当初は雑役船として計画され竣工したが、太平洋戦争中に特務艦となった。太平洋戦争末期、輸送任務中に撃沈された。
- ^ a b 世界の艦船『日本海軍特務艦船史』p. 31、福井『写真 日本海軍全艦艇史』資料篇p. 艦歴表31、丸スペシャル『特務艦』p. 48のいずれも、除籍日を「(昭和)20年5月1日」としているが、該当日に艦の除籍に関する内令は施行されていない。
- ^ a b 真水の積載量は世界の艦船『日本海軍特務艦船史』p. 31による。丸スペシャル『特務艦』p. 29では57.7トンとしている。
- ^ 法令上給糧艦は存在せず運送艦だが、Wikipedia:記事名の付け方に鑑み、記事名は「(給糧艦)」とする。なお給糧艦の名称は戦時編制上、あるいは軍隊区分編成上の補給種別として存在する。
- ^ 本来の船名表記は"公稱番號第四〇〇六號"。なお、雑役船の船名は通牒上定められる(あるいは変更される)ものであり、命名(改名)ではない。
- ^ 第四海軍軍需部が功績調査部へ提出した功績概見表中、艦船名の記述があったものは南進だけであり、「(前略)灼熱の地にありて我南方策戦の推進原動力として(後略)」と記している。
- ^ 丸スペシャル『特務艦』p. 48では「4月18日まで修理」としているが、本艦は後述するとおり東松四号船団に追及するため4月6日に横須賀を発ち、4月9日には被雷した美作丸の乗員を収容している。
- 1 杵埼 (給糧艦)とは
- 2 杵埼 (給糧艦)の概要
- 3 脚注
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