東華生命保険
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/12/20 23:47 UTC 版)
東華生命保険株式会社（とうかせいめいほけん）は、1914年（大正3年）9月に設立された生命保険会社[1]。宮城県仙台市において資本金100万円で設立された。その後、横浜松坂屋の前身である茂木商店の経営者茂木惣兵衛によって買収されるも、生保業界の中においては弱小会社の域を脱することができず、主務省である商工省の、保険会社の整理統合を進めるべきとの方針もあり、1932年（昭和7年）9月2日、後に日本生命に統合する愛国生命(1896年設立)への包括移転に伴い解散した[1]。
- ^ a b 生命保険会社変遷図一般社団法人生命保険協会
- ^ 太っ腹で事業好な茂木惣兵衛氏の遣り口 当年二十八歳だが正宗の銘刀のようなキビキビした才気大阪毎日新聞 1920.5.25 (大正9)
- ^ “虚業家”による生保乗取と防衛側のリスク管理 －中央生命対田中猪作の事例を中心として跡見学園女子大学 小川 功、平成19年度日本保険学会大会
- ^ a b c d 保険銀行時報社『本邦生命保険業史』(1933.09)渋沢社史データベース
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