月役
読み方:つきやく
- 1 月経のこと。2 長さ一間幅一寸四分の割り木、屋根に用ふ。女子月役の折別居する家の屋根に用ひたれば謂ふとぞ。
- 月役。月経の俗語。「塵塚談」に「田舎にて婦女経行の節別居して其時の仕事に屋根に遣ふ割木を拵へし故に月役とは名付けし也。月役とは長さ一間に巾一寸四五分の割木を野地にしそれより板にて葺き蛎殼をおき並ぶ、寛保延亨頃は野地は皆月役にて今の小舞貫は用ひざりしなり」とあり。月経の称の月役が割木の称に転ぜしなり。
- 婦人の月事をいふ。『塵塚談』に「田舎にて婦女経行の節別居して其時の仕事に屋根に遺ふ割木を拵へし故に月役とは名付けし也。月役とは長サ一間に幅一寸四五分の割木を野地にしそれより板にて葺き其上に蛎殻を敷き並ぶ寛保延享頃は野地は皆月役にて今の小舞貫は用ゐざりしなり」とあり。月水の称の月役が割木の称に転ぜし也。
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