曲り家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/13 18:04 UTC 版)
曲り家(まがりや)は、日本の伝統的家屋(民家)の建築様式の一つで、L字型平面形をもつ農村家屋[1]。曲家、曲屋、曲り屋、曲がり屋、曲り家、曲がり家などの表記も用いられる。
- ^ a b c d e f g 杉浦直「秋田県仙北地方の農村家屋 曲家分布地域に関する考察」『東北地理』第32巻、東北地理学会、1980年、164-174頁。
- ^ 直家(すごや)とも表記する。厩と母屋が一体化していてもL字型ではない家は曲り家ではない。
- ^ 佐々木史郎(1997):曲屋.山本正三・奥野隆史・石井英也・手塚章 編:『人文地理学辞典』朝倉書店,pp.417.
- ^ 米田藤博(1982):岩手県の現存曲り屋について.地理学報,21,pp.11-23.
- ^ a b c d 高橋宏一(1992):南部曲家研究の展望と課題.岩手大学人文社会科学部総合委員会編:『文化の基礎理論と諸相の研究』.岩手大学人文社会科学部総合委員会,pp.171-227.
- ^ 文化財保護委員会編(1965):『岩手県の民家』.文化財保護委員会,106p.
- ^ 東北大学建築学科佐藤巧研究室編(1978):『岩手県の古民家』.岩手県教育委員会,128p.
- ^ 小倉強(1955):『東北の民家』.相模書房,277p.
- ^ 杉浦直(1988):東北地方における農村家屋形態の地理学的研究-その展開と成果―.東北地理,40,pp.116-117.
- ^ 河本大地(2002):岩手県遠野市における南部曲家の減少とその背景.地域地理研究,7,pp.1-18.
- ^ 河本大地(2003):岩手県遠野市における南部曲家の現状―その残存と継承に着目して―.地理科学,58-1,pp.46-59.
- ^ 瀬川 修「岩手を代表する民家、南部曲り屋」『岩手県立博物館だより』第87巻、岩手県立博物館。
- ^ a b 南部曲り家 - 盛岡手づくり村・2022年11月17日閲覧。
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