春風どれみとは? わかりやすく解説

春風どれみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 19:41 UTC 版)

春風 どれみ(はるかぜ どれみ)は、アニメおジャ魔女どれみ』シリーズの登場人物で本作の主人公である魔女見習いの少女。MAHO堂に所属する「おジャ魔女」の一人で、メンバーの中心的人物。担当声優千葉千恵巳


注釈

  1. ^ この誕生日は、キャラクターコンセプトデザインを担当した馬越嘉彦と同じ日となっている。
  2. ^ 美空市は関東地方にあることが描写されている[1]
  3. ^ (テレビシリーズでの)3年から6年まで、関先生が担任だった。
  4. ^ 高校進学後の3年間、担任は容姿がカメレオンそっくりということで「レオン」とあだ名をつけた八巻六郎。なお、レオンの妻と小学校時代の担任の関先生はカレン女学院つながりと、何かと関わり合いがある。
  5. ^ 浪人時代に周囲の協力もあり、小学校時代から続いた勉強嫌いを克服した。
  6. ^ 1年間の待機期間の後半(10月からの半年)は、横浜の小学校で産休代替臨時教員として教壇に立っていた。
  7. ^ 赴任して受け持ちのクラスは、どれみシリーズの原点である3年2組。隣の1組には小学生時代の担任で恩師である関先生が3年ぶりに他校から美空第一小学校に異動、同時に3年の学年主任となる。なお、あいこからは、最初の赴任先がおジャ魔女達が出会うきっかけの3年2組ではなく、「美空第一小学校に赴任したことやろ」と突っ込まれた。
  8. ^ 妖精も主に似るとのことで、ドドはおっちょこちょいでドジで他の妖精達と比べ、何かと頼りないが、ここ一番というときはお株があがる功績を出すことがある。
  9. ^ 作中で度々言及されている(どれみの名前が決まったシーンは第2期第2話アバンタイトルで触れられている。また、美空第一小学校に教師として赴任した際の受け持ちクラスでこのことに触れている)。
  10. ^ どれみの部屋の天窓のそばには、「ホウキに乗った魔女の絵」が飾られているほど。
  11. ^ 国語の授業中、教科書を朗読するところを、魔女の本を朗読してしまい、関先生を激怒させ、廊下に立たされたこともある[2]
  12. ^ どれみが「ステーキを食べたい」と言いかけたところをはづきとあいこが遮る形で、3人とも2級に揃うことになった。なお第3期第27話では、どれみは3級試験を「追試」で合格したと発言している。
  13. ^ 魔女見習いになり立ての状態で時間を止める魔法を成功させる[2]、魔法使いの魔法を破る[8]、ラブシュプリームの花を取り囲むようにかかっていた呪いの魔法を打ち破り花を取ることができた[9]など。
  14. ^ 第4期で魔女見習いになったハナも、(生来魔女なので)呪文は必要なく魔法は使えるものの、雰囲気でやったほうがいいということで、呪文を自ら考え、さらに、お着替え後も、「プリティ・ウィッチー・ハナちゃんっち」と言う。
  15. ^ どれみの性格から、(我慢しないといけないと頭の中では分かってはいたが)体が本能的に反応してしまった。
  16. ^ 他の園児たちの育ての母はそれぞれ1人なので、ハナは最初にママとなったどれみを指名して呼び出した(呼び出されたどれみは、就寝中でステーキを食べる夢を見ており、夢でもステーキを食べ損ねた。その上、ベッドから魔女界へ呼び出されたため、空中から落下した)。
  17. ^ ハナがいたのは、どれみとももこが在籍する1組。その時、魔法で心身とも2歳から(見た目だけ)12歳に大きく変貌したハナが全く分からず、どれみとももこは困惑する(特にどれみは、「あたしがママー?!」と気絶するほど)。隣で見ていたももこはクラスメートと一緒に驚愕する。その後、関先生に連れて行かれそうになったときにハナ自ら「ハナちゃんだよー」と言ってやっと気づいた。
  18. ^ ハナは魔女幼稚園からいきなり小学校6年生になったので、前の在籍していた小学校はない。
  19. ^ どれみに魔女もしくは魔女見習いだと看破されることを恐れる描写が描かれている。「ふぁみの生きている時代」ではすでに魔女ガエルの呪いが解かれているが「ふぁみが訪れた時代」においては呪いは存在している(呪いがなくなったのはどれみの小学校卒業直前)ため、不自然な反応ではない。
  20. ^ ただし、髪をほどいたどれみと帽子を脱いだふぁみはほとんど同じ髪型になる。
  21. ^ 小竹が返事を書くのに手間取りすぎて、どれみが勝手にフラれたと思い込んでいただけで、実際にはフラれたわけでは無かった[12]
  22. ^ このときはどれみの髪形にしたいと言ったハナちゃんのために、どれみが自分の持つ機械を使ったところ、大失敗し「アフロヘアー」になってしまった(元々くせっ毛が強い髪質も失敗した原因のひとつ)。しかし、ハナちゃんは満更でもない様子で気に入っていた。
  23. ^ どれみの母はるかも髪の毛がはねているので、しっかり遺伝として受け継いでいる(妹のぽっぷは、さらに髪の毛が跳ねており手羽先のような髪型である)。
  24. ^ はづき達からは、「それがどれみちゃんらしい」と言われている。
  25. ^ はづきが可愛がっていたうさぎにどれみが落書きをしてしまい、彼女を怒らせてしまった事があった。その場はどれみが謝罪したことで収まったが、数日後にはづきが風邪で休んでいた時に誰かが扉を閉め忘れたことが原因でうさぎは野良犬に噛み殺されてしまった。うさぎの不在に戸惑うはづきに嘘を吐くが最終的に嘘がばれて「どれみちゃんの嘘つき!」と強く責められてしまう。前述の嘘は、「はづきを悲しませたくない」というどれみの気遣いであり、まさるやななこからそのことを聞いたはづきが自ら謝罪したことで、和解することができた。
  26. ^ 女王様自身、養護教諭の「ゆき先生」になって人間界で魔女界との交流を取り戻すきっかけになる人を探していた時、どれみが幼稚園時代に、いじめられている友だちを助けようとしたこと、また、いじめていた子どもがケガをしたときに、おまじないでケガを直そうとしたのを見て、「こういう人間の子どもが人間界と魔女界の交流を取り戻すきっかけになると思った」とのこと[19]
  27. ^ 自ら魔女にならないと決心した時に、みんなと一緒にいることが出来なくなるとショックを受けたハナちゃんに嫌われてしまう。それでもどれみは仲間と共に彼女の説得を試みた。「もう会えなくなるのに悲しくない?」と問いかけるハナちゃんに対し、「胸が張り裂けるくらい悲しい」と言い返した。その後仲間とともに彼女を説得し、ハナちゃんと和解した。
  28. ^ 卒業式の日に、「みんなと、別れたくない」との一心でMAHO堂に立てこもる。その時両親がステーキで誘惑したが、それでも外には出て来なかった。MAHO堂メンバー・横川信子・丸山みほ・長門かよこ・中山しおり・林野まさと・玉木麗香・小竹哲也(説得順)の説得とハナちゃんの迫真の演技(自らが魔女であることを、明かすフリ)によりMAHO堂から飛び出し、そして卒業式に出席することとなる。
  29. ^ ハナちゃんへのしつけという名目で「めっめのめー」とハナちゃんに言う時もある。その時ハナちゃんは必ず「プップのプー」で返してくる(ママに愛情込めて育てられた証拠でもある)。
  30. ^ 第6期で一時期「わたし」に変えていたが、違和感がありすぎたため、程なく「あたし」に戻った。また、どれみが育てた魔女「ハナちゃん」も自身の一人称として時折「あたし」を使うことがある。
  31. ^ これは担当声優である千葉千恵巳が、子供たちの間で流行させようとアドリブで入れていたものである[24][出典無効]
  32. ^ 母はるかが、どれみにこれ以上辛い思いをさせたくないと思い、長年連れ添ってきたピアノと離れることを決意する。売却の日、はるかは長年連れ添ってきたピアノとの別れに泣き崩れるほど。一方どれみは、ピアノが戻ってくる直前に父に話した際、ピアノが売却され自宅からなくなったことにホッとしたのと同時に心の中に隙間ができてしまったが、ピアノが戻ってきたらその隙間もなくなりそう、とのことであり、春風家=ピアノは切っても切れない関係。
  33. ^ ピアノを売り払って得たお金と貯金を足して、春風家の4WDマイカー購入資金になった。
  34. ^ 春風家でのピアノは「アップライトピアノ」のことである。
  35. ^ 後者に関しては、当然ながら他のメンバーから呆れられていた。
  36. ^ 麦茶がないことに耐えきれず、魔法で出してしまうくらいである。本編ではこの年だけだが、『おジャ魔女あどべんちゃ〜ないしょのまほう』における会話では、毎年夏になると麦茶中毒を引き起こしているらしいことが判明する。
  37. ^ ただし、島倉は幼稚園の頃は「どれみちゃん」と呼んでいた。
  38. ^ 「どれみ」と呼ぶこともあり、第6期では「春風」と呼んでいる。
  39. ^ 第6期では、呼び捨てにしていた友人などの一部に敬称をつけている。
  40. ^ 少なくとも、中学3年と高校1年では別々のクラスとなる[31]
  41. ^ 実際はどれみの気を引くため、ちょっかいを出していた模様。
  42. ^ 見た目はスティーヴン・スピルバーグ監督のE.T.にかなり似ているようである[32]
  43. ^ シリーズを重ねるごとに通知表の成績は下がっていっている描写がある。1学期の終業式で渡された通知表を見た時にはシニヨンが吹っ飛び気絶するほど、成績が下がってしまっていた[34]
  44. ^ 高校在学中の三者面談前に、どれみの両親からは、目標があるのなら私立でもよいが、そうでなければ「国立」か「公立」大学にしてくれと言われていた(ぽっぷが私立カレン女学院に進学し、学費がかかっていることと、父・渓介の仕事と収入が以前より減少しているという資金面の現実を突き付けられた)。
  45. ^ 教員免許を取得するためには教育実習が必須だが、どれみは母校である美空第一小学校で実習を行った。
  46. ^ この時、ももこも工作ができず、どれみと共に廊下に立たされた。
  47. ^ また、どれみの両親によると、風邪をひいても食事だけはちゃんと食べていたとのこと[32]
  48. ^ 第6期にて、司によると「あなたいい度胸してるわね。自分が美少女なんてよく言えるわ」と言われるほど。

出典

  1. ^ 第6期。
  2. ^ a b c 第1期第1話。
  3. ^ 第1期第1話や第3期第25話など。
  4. ^ a b 第1期第7話。
  5. ^ a b 第1期第8話。
  6. ^ 第1期第40話。
  7. ^ 第1期第46話。
  8. ^ 第2期第46話。
  9. ^ 第2期最終話。
  10. ^ 第4期第50話。
  11. ^ 第5期第13話(最終話)。
  12. ^ 第6期第1巻p265 - 266。
  13. ^ 第4期第8話[注 22]
  14. ^ 第6期第1巻p12・15・19。
  15. ^ 第2期第2話・第49話・第5期第1話。
  16. ^ シリーズを通して人間的に成長したこともあって、そうした短所も徐々に改善されていく
  17. ^ 第2期第19話。
  18. ^ a b 第4期第12話。
  19. ^ 第4シリーズ第50話。
  20. ^ 第4期第50話[注 27]
  21. ^ 第4期第51話[注 28]
  22. ^ 第6期第5章。
  23. ^ 第6期第3巻p32。
  24. ^ 2003年1月26日放送「ラジオ・アニメどんぶり おジャ魔女最終回スペシャル」内のコーナー「アニどん目安箱」での千葉本人の発言より。
  25. ^ 第1期第41話。
  26. ^ 『映画 おジャ魔女どれみ♯』。
  27. ^ 第2期第40話。
  28. ^ 第4期第20話。
  29. ^ 第3期第48話。
  30. ^ 第3期第23話・第46話[注 36]
  31. ^ 第6期第1巻p37及び第3巻p101。
  32. ^ a b 第4期第51話。
  33. ^ 第3期第35話。
  34. ^ 第5期第1話。
  35. ^ 第3期第20話・第34話。
  36. ^ 第1期第35話。
  37. ^ 第3期ドラマCD。
  38. ^ 第2期30話。
  39. ^ 第4期第31話[注 46]
  40. ^ 第1期・第2期ドラマCD。
  41. ^ 第2期ドラマCD。
  42. ^ 第1期第33話・第5期第3話。
  43. ^ 第1期第1話・第5期第9話。
  44. ^ 第4期第28話の春巻・第5期第7話のタイヤキなど。


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