御池通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 07:10 UTC 版)
御池通(おいけどおり[1])は、京都市の主要な東西の通りの一つ。
- ^ 京都市内の通りの名称は「通」となっていて「り」を送らない。例外として道路標識では「通り」として送る表記を採用しているが、印刷資料で送るものは極めて珍しい。京都市内の通り#表記の差異参照
- ^ 御池通シンボルロード HTML/PDF @ 京都市建設局
- ^ a b 平凡社『京都市の地名』 (1979)「御池通」pp.691。
- ^ a b c 加藤 (2016).
- ^ 加藤 (2016)では、二条殿の池と「御池」の名の結びつきとして、二条殿を吉田東伍『大日本地名辞書』(1909)の「二条押小路殿址」の項は御池殿と記し、平凡社『京都市の地名』 (1979)では「二条御池殿」と立項していることを掲げており、室町通御池上る東側の家の門には「二条殿御池跡」の碑(京のいしぶみデータベース「二条殿御池跡」)が立ち、その邸内(『京町鑑』に言う「此通両替町人家の裏」に当たる)には小さな池も現存していることを記す。また二条殿の池を「小池」と呼んだことが、安土桃山期の儒医江村専斎の生涯を門下の儒医が聞書した『 老人雑話』に確認できるとしている。
- ^ 同書「東にたかき松山あり、山のふもとよりわきいづる水のながれ、松のひびきをそへていとすゞし、ながれの末の池のすがた、入江々々しまじまのたたずまい、いとおもしろく、西のながれのすえに山を隔て五尺ばかりの滝落ちたり」
- ^ 馬瀬 (2017)
- ^ 1918年(大正7年)の京都市による京都電気鉄道株式会社の買収以降は、京都市電の路線
- ^ 昭和10年版の京都市都市計画図により確認できる。
- ^ “御池通(千本通以西)” (html). 京都市建設局道路建設部道路建設課. 2022年9月19日閲覧。
- ^ “太秦天神川駅周辺整備事業ニュースうずまさ第30号” (PDF). 京都市建設局都市整備部整備推進課 (2008年7月24日). 2022年9月19日閲覧。
- ^ 平成17年度道路交通センサスより
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