平山洋子とは? わかりやすく解説

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平山洋子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 08:55 UTC 版)

ひらやま ようこ
平山 洋子
本名 平山 園枝
生年月日 (1947-05-05) 1947年5月5日
没年月日 不詳年
出生地 東京都大田区
職業 女優・歌手
著名な家族 平山みき(妹)
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平山 洋子(ひらやま ようこ、1947年[1]5月5日[2] - 2010年ころ[3])は、日本女優歌手松竹に所属していた。本名・平山園江[4]。旧芸名は園 江梨子(その えりこ)[1]園 えり子。妹は歌手の平山みき[5]。身長163cm。B87cm、W60cm、H92cm(1969年8月)[1][6]東京都生まれ[1]

経歴

父親は警視庁機動隊の幹部[4][6]1960年代当時、松竹を除く邦画四社は定期的に新人を募集していたが[4]、松竹だけはスカウト制でこれが効果が上がらず[4]

そこで若い女性の海外旅行熱に目を付け[4]、ヨーロッパ旅行をご招待という特典を売りに「ミス・エールフランスコンテスト」を考え[4]、この1966年第7回大会に応募してきたのが19歳の平山で[4]、コンテストで優勝したことをきっかけに[4]松竹から芸名・園江梨子として映画デビューした[5]

デビュー当時はメロドラマの本家・松竹に"グラマー女優誕生"と話題をまいた[4]。身長163cmは当時としては高身長で[1]、実際には役が付きにくく[1]、同じ高身長の原田糸子と共に松竹は「"キングサイズ・スター"として特殊な企画を考えている」と公表していた[1]

出演作品

映画

  • 猛烈社員 スリゴマ忍法(ホステス)
  • 殺すまで追え 新宿25時(啓子)
  • 結婚します(田川千鶴子)
  • 恋の乙女川(君代)
  • 喜劇 大安旅行
  • 霧にむせぶ夜(なおみ)
  • 昆虫大戦争(南雲の助手)
  • 恐喝こそわが人生(水原夏子)
  • 小さなスナック(沢みどり)
  • 天使の誘惑(犬を連れた婦人客)
  • 夜明けの二人(モデルK子)
  • 進め!ジャガーズ 敵前上陸(女殺し屋ブルー)
  • 惚れた強み(吉良明子)
  • ハナ肇の一発大冒険(エールフランスの女事務員)
  • 雌が雄を喰い殺す 三匹のかまきり(足立ひとみ)
  • また逢う日まで 恋人の泉(北山和子)
  • 恋のメキシカンロック 恋と夢と冒険(カルメン)
  • 若社長レインボー作戦(藤村ユカリ)
  • シンガポールの夜は更けて(石橋美恵子)
  • そっくり大逆転(新婦)
  • フォークで行こう 銀嶺は恋してる(フォークチームの女性)
  • さよなら列車(原口夏子)

脚注

  1. ^ a b c d e f g 「"出を待つ"新年度の新人スターたち 松竹、各人のキャラクターを活した企画に留意 ☆園江梨子」『映画時報』1967年1月号、映画時報社、36–37頁。 
  2. ^ 映画情報 38(12)(256);12月号」国立国会図書館デジタルコレクション
  3. ^ 平山みきの公式ブログの2013年の記事には「三年前に亡くなった。姉が …」という記述があり、2010年ころに死去したものと思われる。:平山みき (2013年3月21日). “一番ソングショー”. 平山みき. 2016年6月17日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i 「スクリーン 好調な歌手の女優発掘方 松竹にホープ誕生園江梨子」『週刊朝日』1966年11月18日号、朝日新聞社、109頁。 
  5. ^ a b 【1971年9月】真夏の出来事/平山三紀 コンプレックスだった声が最大の武器に”. スポーツニッポン新聞社 (2011年9月5日). 2016年6月17日閲覧。
  6. ^ a b “'69 男と女と 園江梨子(松竹)”. 内外タイムス (内外タイムス社): p. 6. (1969年8月11日) 



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