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常用漢字一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 04:06 UTC 版)

常用漢字一覧(じょうようかんじいちらん)


  1. ^ 昭和56年内閣告示第3号、平成22年内閣告示第3号により一部が改正された。
  2. ^ 通用字体にデザイン差と位置付けられた別字形があり、それらがJIS X 0213:2004で互いに別の面区点位置として区別されている場合は、ハイフンで結んで併記した。
  3. ^ 旧字体は (1) 通用字体とJIS X 0213:2004で包摂されていない場合 (2) 通用字体とUnicode統合されていない場合 (3) IBM拡張文字に含まれる場合のいずれかに該当する場合に掲げた。ただし、「慨」は『新潮日本語漢字辞典』の「旧字」がJIS X 0213:2004では1-19-20に包摂され、(2)・(3)にも該当しないが、旧字体として「」を掲げた。なお、通用字体が別字と同じ字体になったもの(「余」など)や活字として従来2種以上の形のあった中から一を採ったもの (PDF) (「冊」など)について、旧字体の一つとして通用字体を掲げることはしていない。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar 「既・効・挿・痴・勅・闘・覇・並・・褒・翻」の常用漢字表に掲げられた「いわゆる康熙字典体」は、「・效・插・癡・敕・・霸・竝・餠・襃・飜」である。なお、「飲・羽・鋭・益・悦・閲・館・顔・教・戸・呉・娯・告・歳・冊・産・飼・舎・尚・青・清・晴・精・税・説・絶・脱・内・飯・姫・舗・没」には「いわゆる康熙字典体」が示されていない。
  5. ^ a b c d e f g 「茨・牙・韓・𠮟・栃」の5字には「特定の字種に適用されるデザイン差 (PDF) 」が認められている。例えば、「𠮟」と「」はいずれも通用字体である。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj 「彙・・嗅・・惧・稽・恣・・箋・」の26字は、備考欄に「*」が付されている。このうち「」の3字については、「(付)字体についての解説」「第2 明朝体と筆写の楷書との関係について」の「1 明朝体に特徴的な表現の仕方があるもの (PDF) 」の中に「-」が示されている。残る23字については、「3 筆写の楷書字形と印刷文字字形の違いが、字体の違いに及ぶもの (PDF) 」の中に参照すべき具体例がある。この23字に「隙」を加えた24字について、常用漢字表の字体・字形に関する指針 (PDF) (文化審議会国語分科会報告)「第2章 明朝体と手書き(筆写)の楷書との関係」の「5 手書き(筆写)の楷書字形と印刷文字字形の違いが、字体の違いに及ぶもの (PDF) 」を参照。
  7. ^ 常用漢字表の字体・字形に関する指針 (PDF) (文化審議会国語分科会報告)「第3章 字体・字形に関するQ&A」の「Q52 画数の変わる書き方(「衷」) (PDF) 」を参照。
  8. ^ a b c d e f 常用漢字表の「表の見方及び使い方 (PDF) 」に「「」も筆写では「」と同様に「」と書く」とある。さらに、改定常用漢字表 (PDF) (文化審議会答申)では「「しんにゅう」の印刷文字字形である「」に関して付言すれば、どちらの印刷文字字形であっても、手書き字形としては同じ「」の形で書くことが一般的である、という認識を社会全般に普及していく必要がある」と述べられている。
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp UnicodeCJK統合漢字では、これらの通用字体と旧字体が統合されている。旧字体はCJK互換漢字に割り当てられているため、正規化によって通用字体と旧字体の区別が表現できなくなる場合がある。
  10. ^ a b c d e これらの音訓は、1字下げで示され、備考欄に都道府県名が注記されている。これは、原則として、当該の都道府県名にのみ用いる音訓であることを示す。
  11. ^ a b c d e f g h i j k l m n 「情報機器に搭載されている印刷文字字体の関係で、本表の通用字体とは異なる字体(通用字体の「」に対する「頬・・剥」など)を使用することは差し支えない」とされている。通用字体とJIS X 0208:1990の例示字体が異なるものは19字あるが、「字体の許容」が適用される「」の5字を除くと、「」の14字となる(JIS X 0208:2012 附属書12「この規格と常用漢字表との対応」の注を参照)。このうち両者がJIS X 0213:2004で互いに別の面区点位置として区別されているのは、「(填)・(剥)・(頬)」の3字(丸括弧内は通用字体ではない)。
  12. ^ a b c d e f g h i j k l 「臆・骸・惧・稽・柵・恣・・諦・汎・闇・籠」の12字は表外漢字字体表の「III 参考」「1 表外漢字における字体の違いとデザインの違い」で「漢字使用の実態への配慮から、字体の差と考えなくてもよいと判断」された字形差が、常用漢字表ではデザインの差ではなく字体の差とされる。例えば、「柵」は表外漢字字体表では「」「」いずれも印刷標準字体であったが、常用漢字表では「」のみが通用字体となった。
  13. ^ a b c d e 」の5字には「「しんにゅうしょくへん」に関係する字のうち、「𩙿」の字形が通用字体である字については、「」の字形を角括弧に入れて許容字体として併せ示した。当該の字に関して、現に印刷文字として許容字体を用いている場合、通用字体である「𩙿」の字形に改める必要はない。」という「字体の許容」が適用される。


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